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モデル出身のスタイル抜群シンガー、Tyreseの3rdアルバム『I Wanna Go There』について。今やモデルや歌手としてだけでなく、俳優としても大忙しのTyreseですが1stアルバム、2ndアルバムと着実にヒットをとばし波に乗ってる状態での今作は、Clive Davis率いるJ Recordsからのリリースとなっています。

その注目の内容はというと、売れっ子プロデューサーThe Underdogsが半数以上の楽曲をプロデュース。これは嬉しい大抜擢ですね。先行シングルでヒットを記録した哀愁漂うスロウジャム『How You Gonna Act Like That』と、水滴音が効果的に使用したムーディー&セクシーなナンバー『Signs Of Love Makin'』のシングル2曲はThe Underdogsによるものでした。

The Underdogsは他に、渋くてとっても心地いいミッド『U Don't Give A Damn About Me』、メロディアスで安心して聴けるミッド・ナンバー『I Must Be Crazy』、切なさを帯びたバラード『Kinna Right』、いい意味で気だるさ漂う『Taking Forever』なども提供。

他も、2Pac & K-Ci&Jojoの歌う名曲"How Do You Want It"のカバーに挑んだ意欲作にして好曲『How Do U Want It[situations]』、爽やかで心を晴れやかな気分にさせてくれるスムージーなミッド・ダンサー『She Lets Me Be A Man』、R&BもHIP HOPも出来るプロデューサーJermaine Dupri制作のアコースティックで哀愁漂う『Somebody Special』、同じくJermaine Dupri手掛ける踊らずにはいられないピーヒャラ系アップ『Girl I Can't Help It』、Joeが手掛けた間違いのない激渋ミッド『All Ghetto Girl』、Track Mastersがプロデュースを担当した『Taking Forever』など、男らしいちょっとハスキーな声で歌われたメロウな良曲が数多く収録された聴き逃せない1枚に仕上がっています。

デビュー・アルバムの頃はまだまだ青臭い部分もありましたが、作品を重ねるごとに確実にスキルアップしているように思います。男性ボーカルものが好きな方や、Tyreseの引き締まったナイスボディが拝みたいという方はぜひチェックを。

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