VA-Waiting_to_Exhale_(album_cover)

Whitney Houstonが主役を務めた映画『Waiting To Exhale』(邦題"ため息つかせて")のサントラを紹介。Whitney HoustonといえばKevin Costnerと共演した大ヒット映画『The Bodyguard』の主題歌『I Will Always Love You』が有名ですよね。『The Bodyguaed』のサントラもなかなかの粒揃い作品でしたが、今回紹介する『Waiting To Exhale』も負けてはいません。甘い歌を作らせたら右に出る者はいないと言われる大御所Babyfaceが全面プロデュースを担当した、極上のスロウジャムで埋め尽くされた傑作に仕上がっています。

その注目の楽曲ですが、まずはやはりこの曲でしょう。Whitney Houstonが"疲れたときは肩の力を抜きましょうよ"とやさしく歌いかける昇天確実の美バラード『Exhale(Shoop Shoop)』。最初聴いたときは「ちょっと地味?」と思ったりしたけどゴメンなさい。そんなことなかったです。めちゃめちゃいいです!でも一番好きなのは、ハイトーンボイスの持ち主Coko率いるSWVが"ヤッちゃうわ!!一晩中あなたの望み通りにヤッちゃうわ!!"と歌う『All Night Long』…ってのは冗談(笑)『Exhale(Shoop Shoop)』大好きです。

他も注目曲多数で、艶美なヴォーカルで包容力たっぷりに歌い上げるWhitney Houston『Why Does It Hurt So Bad』、"サッドソングの女王"Toni Braxtonが心地いいアコースティック・ギターの音色をバックにしっとり歌う『Let It Flow』、大御所Aretha Franklinが甘く切ないバラードを力強く歌い上げる『It Hurts Like Hell』、Brandyが跳ねるビートが印象的なトラックにのせキュートに歌う『Sittin' Up In My Room』、人気ガールズ・グループTLCがセクシーかつクールに歌う『This Is How It Works』、Mary J. Bligeが歌う切ない詞が心の琴線に触れる個人的一押しの泣きの美バラード『Not Gon' Cry』、Chaka Khanが名曲のカバーに挑んだ『My Funny Valentine』、ラップっぽいメインとしなやかなコーラスがいいSonja Marie『And I Gave My Love To You』、Chante Mooreが夜風のような歌唱を披露する『Wey U』、これまた大御所Patti Labelleがスウィートに歌い上げる『My Love, Sweet Love』、幸せいっぱいの詞が胸キュン必至のFaith Evans『Kissing You』、壮美な世界に魅せられるFor Real『Love Will Be Waiting At Home』、どこまでも果てしなく流麗なバラードShanna『How Could You Call Her Baby』、そしてラストはWhitney Houston & Cece Winansによる『Count On Me』と、捨て曲一切なしの大・大・大満足のサントラになっています。

大物女性シンガー達が甘く切なく歌い上げるスロウジャムが、たっぷり収録された大満足の1枚になってますね。最高すぎて卒倒しそうでした。

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