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俺は彼女が大活躍していたことをリアルタイムでは見てないのですが、すごいシンガーであることは知っています。大御所Aretha Franklinのアルバム『A Rose Is Still A Rose』について。Aretha Franklinのアルバムはこの1枚しか持っていないのですが、さすが多くのアーティストが支持しているだけあり、その抜群の歌唱力にただただ圧倒されるばかり・・・。

そんなAretha Franklinのアルバムに集結したのは超大物陣ばかりで、どのアーティストも渾身の楽曲を提供しています。なかでも注目は、Lauryn Hillプロデュース&バックボーカルによるHIP HOP色の濃いシングル曲『A Rose Still A Rose』(James Poiserがピアノで参加)、Jermaine Dupriプロデュースによるスムージーで爽やかな中毒性高めのミッド・ダンサー『Here We Go Again』の2曲。特に後者の心地よさは一聴の価値あり!未聴の人はぜひチェックしてみて下さい。

他も豪華&上質で、P.DiddyとCorey Rooneyという大物プロデューサーがタッグを組んで提供し"現代版Aretha Franklin"との呼び声高いシンガーKelly Priceがバックボーカルで参加した心地よくも美しい豪華極まりないミッド・ナンバー『Never Leave You Again』、Daryl Simmons手掛ける純美で貫禄漂うただただ聴き入るばかりのバラード『In Case You Forgot』、同じくJermaine Dupri仕事によるお得意のUsher"Burn"系の安定感のあるナンバー『Every Lil' Bit Hurts』、Daryl Simmons制作のよどみひとつ感じられない美しいトラックにArethaの迫力満点のヴォーカルが乗るしっとり系『In The Morning』、Dallas Austin提供のグルーヴィなミッド『I'll Dip』(Debra Killingsがバックボーカルで参加)、迫力十分のヴォーカルで魅了するNarada Michael Walden作の『How Many Times』、こちらもNarada Michael Waldenがプロデュースした90年代らしい美アップ『Watch My Back』、Michael J. Powell仕事によるピアノをバックに歌い上げる陶酔曲『Love Pang』、そしてアルバムのラストを飾る歌好きのハートを射抜くこと絶対のナンバー『The Woman』と、これだけ熱く魅力的な歌で埋め尽くしながらも「まだまだ歌えるわよ」という余裕すら感じさせる貫禄の1枚となっております。

ここ数年大活躍しているBeyonceやAlicia Keysなどの現行シンガーもいいですが、こういうベテランシンガーの作品も味わい深くていいですね。歌唱力が半端じゃありません。出会えてよかったと思った1枚でした。

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