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New Edition、LSGのメンバーとしても活動している神級の歌声をもつ男性R&Bシンガー、Johnny Gillの5thアルバム『Let's Get The Mood Right』について。New EditionにはBobby Brownが脱退したあとに入れ替わるかのように加入したJohnny Gill。グループ解散後は(のちに2度再結成を果たす)ソロで『My My My』や『Just Another Lonely Night』などの大ヒット曲を放ちました。

この作品は96年にリリースされたアルバムなんですが、彼と相性のいいBabyfaceやJam & Lewisをはじめ、R. KellyやJermaine Dupriなど、大物勢とガッツリ組んだ大人仕様の大傑作アルバムに仕上がっています。

個人的にオススメしたい楽曲を紹介していくと、まずはやっぱこれ。Roger Troutmanのトークボックスを効果的に使用し、Johnnyが熱い歌声を響かせる『It's Your Body』。なんていうんだろう…Johnnyの旨みがぎゅっと凝縮されてるといったらいいのかな。とにかく琴線に触れまくりでヤバいです。あっ、そうだ!もう1曲The Charactersプロデュースのはねるビートが印象的なセクシー・ナンバー『Love In An Elevator』も必聴ですよ!色気と力強さ同居したとってもムーディーな極上曲になっています。

あとBabyfaceがプロデュースを担当したどこまでも甘い世界が展開されるバラード『Let's Get The Mood Right』もいいし、Johnnyの一番の理解者であるJam & Lewisが手掛けた壮美な雰囲気に満ち溢れた極上スロウ『Maybe』、Tony Richが提供のJohnnyの唯一無二の歌声が活きた美しいバラード『Having Illusions』、Johnnyの圧倒的なボーカルがここぞとばかりに暴れまくるこのアルバム唯一のアップ『I Know You Want Me』あたりも絶対にスルー出来ないですね。

上記以外も◎な曲が多く、ちょっと意外な組み合わせ?R. Kellyがプロデュースした(R. Kellyはバックボーカルでも参加)ムーディーで心奪われること絶対の好ミッド『Someone To Love』、Jermaine Dupriの手腕が光る『Love U Right』、O'Jay's"Cry Together"をサンプリングした大人の雰囲気漂う陶酔ナンバー『Touch』、Isley風のアドリブもとび出すファルセット多用のムーディー・チューン『Bring It On』、Jam & Lewis作のしなやかでよどみ一つ感じさせないバラード『Take Me(I'm Yours)』、Al B Sure!が手掛けた大人のキラキラ系『4 U Alone』、な・なんとあのStevie Wonderとデュエットした超豪華で昇天必至の1曲『Simply Say I Love U』、甘く豊潤な歌声にハートを射抜かれる『So Gentle』、Johnny節が炸裂しまくるThe Characters提供のアダルティなミッド『All That He's Supposed To Be』など、興奮しすぎて正気で聴き終えることのできない熱すぎるアルバムになっています。

この人の神声は一度聴いたら絶対に忘れることは出来ないですよ。そしてハマったら絶対に抜け出すことは不可能だと断言します。アルバムの内容も大人の色気ムンムンのムーディー曲中心で聴いててすごく心地いい。失禁&脱糞確実なので、聴くときは必ずオムツをして聴きましょう。

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