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本国ジャマイカだけにとどまらず、USをはじめ世界中で大ヒットを記録した"ダンスホール・レゲエ界の貴公子"Sean Paulの2ndアルバム『Dutty Rock』について。彼はポルトガル系ジャマイカ人の父親と中国系ジャマイカ人の母親をもち、96年あたりからダンスホールDJとして活動をスタート。そんな彼が放ったこのアルバムだけど、めちゃめちゃ売れましたよねー。Jay-ZやBeyonce、Myaなどの作品にもフィーチャーされるなど、今作はReggaeとHIP HOP/R&Bの距離を縮めるのにひと役買った、非常に重要な作品ではないでしょうか。

個人的なお気に入り曲はというと、人気リディム"ディワリ"にのせ、Sean Paulが「腰を振れ!もっとケツを振って!」とフロアにいる女の子を煽る大ヒット曲『Get Busy』、同じくこちらも大ヒットしたダンス・チューン『Gimme The Light』、個性派ラッパーBusta Rhymesをフィーチャーしたそのリミックス『Gimme The Light(Pass The Dro-Voisier Remix)』、そしてヒット曲"I'm Still In Love With You"のリメイクに挑む心地よさ100%の極上ナンバー『I'm Still In Love With You』などですね。ってこれは全部シングル曲。

アルバム曲もみていくと、The Neptunesがプロデュースを担当した『Bubble』、バイアウト・リディムを用いた不思議な中毒性をもった『Like Glue』、Rahzel(The Roots)とSean Paulという、HIP HOP界とReggae界を代表する2人が共演した『Top Of The Game』、シンガーChicoを客演に招いたハッパ賛歌『Ganja Breed』、Mark Ronsonプロデュースで女性シンガーDebbie Novaをフィーチャーしたこちらも心地よさ高めの病み付き必至曲『International Affair』、女性シンガーとの掛け合い3部作の〆曲『Can You Do The Work』(Ce'cile客演)、"これぞReggae!"といった感じの『Punkie』、早口で駆け抜ける『It's On』、ド派手な仕掛けはないけど聴くほどにハマる『Shout(Street Respect)』、バスドラが効果的に鳴り響く『Concrete』、傷心リリックが切なくもいい『My Name』など、質もボリュームも充分な1枚になっています。

普段R&B/HIP HOPばかり聴いてるので、たまにこういう作品を聴くと新鮮でいいですね。夏だけに限らず、シーズン問わず聴きまくってたのを思い出します。