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多くのフォロワーを生みだした女性コーラス・グループEn Vogueや、才能あるアーティスト3人が集結した夢のユニットLucy Pearlのメンバーだった歌唱力抜群の女性シンガー、Dawn Robinsonのソロ・デビュー・アルバム『Dawn』を紹介。実力派シンガーである彼女のソロ・アルバムを待ち望んでいた人は多いのではないでしょうか。そんな人達の期待に応えるかのように、今作の内容は非常に素晴らしいものになっており、聴き逃すことのできないアルバムに仕上がっています。

その粒揃いの楽曲の中で一番ガツンときたのが、Allstarがプロデュースしたアルバムの幕開けを飾るのに相応しいスムージーで心地よさ100%の純美アップ・ナンバー『Set It Off』。これいいですねー。無意識にリピートボタン押しちゃうくらい好きです(笑)

他もみていくと、跳ねるビートがクセになるトラックに反応するかのようにDawn Robinsonのヴォーカルも小気味よくはずむグルーヴィー曲『Still』、Ivan Barias & Carvin Hangginsが提供したEn Vogueを髣髴とさせるようなファンキーな1曲『Party, Party』、同じくIvan Barias & Carvin Hangginsがプロデュースしたアコースティック・ギターの音色、詞、メロディーすべてが切ない『Get Up Again』、ド派手な仕掛けや展開はないけど聴けば聴くほどハマってしまう不思議な魅力をもった『Envious』、彼女の抜群の歌唱力を存分に堪能することができるこれまたEn Vogue系『Meaning Of A Woman』(6年前に作られた曲らしい)、思いをよせる男性に向けてしっとり歌うムーディーなナンバー『I Don't Know Why』、現行シーンの流れをうまく取り入れたPajamプロデュースのチキチキ系アップ『Fed Up』、同じくこちらもチキチキしまくった攻めの楽曲『How Long』、アコースティックなスロウジャム『Our Child』、フィリー・サウンドを連想させるようなしっとり壮美な世界を展開する『Read It In My Eyes』、ダークで攻撃的なトラックがカッコいい『You Will Never』と、文句なしの歌唱力をこれでもかと言わんばかりに魅せつけた充実作になっています。

En Vogue、Lucy PearlともにDawn Robinsonを含めたオリジナル・メンバーで復活するなんて話もありましたがどうなってるんでしょうね?どちらも非常に楽しみですが、En Vogueのオリジナル・メンバーでの復活は絶対に実現してほしいです。一夜かぎりの復活とかじゃなくて、NEWアルバムを作るなどの本格的な復活希望。

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