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Ludacris率いるDisturbing Tha Peaceに所属するシカゴ出身のフィメール・ラッパーShawnnaのソロ・デビュー・アルバム『Worth Tha Weight』について。いきなりだけどこのアルバム、参加してるメンツがめちゃめちゃ豪華なんですよ。Timbaland、Kanye West、Jermaine Dupri、Just Blaze、Trackboyz、Ludacris、Missy Elliott、Twista、N.O.R.E.、Beenie Man…最強ですね、すごい力の入れようだ。これで売れなきゃヤバい。でも売れませんでした(笑)なかなかよく出来たアルバムなんですけどね…。

注目の内容ですが、シングルはTimbalandがおなじみの怪しい空気たち込めるトラックをプロデュースした怪作にして快作『Shake Dat Sh**』(Ludacris参加)と…あとは…すみません忘れちゃいました。

気を取り直してアルバムをみていきます。Just Blazeの掛け声よろしく!アッパーな電子音とハンドクラップが炸裂するトラックをバックに切れ味鋭いラップをぶっ放す『Let's Go』、LudacrisとTwistaという個性派ラッパーを相手に堂々とわたり合う小気味よい脳内シェイク系『R.P.M.』、売れっ子Jermaine Dupriが手掛けた(客演でも登場)ロック・フレイバー漂う意欲的なナンバー『U Crazy』、ヴァイオリンの音色を細かくループさせたトラックを従え"ヘイ!ヘイ!ヘイ!"と煽り立てるTrackboyz提供の『Weight A Minute』、Kanye WestプロデュースMissy Elliott客演というヨダレものの組み合わせが実現した『What Can I Do』、The Neptunesっぽいトラックをアグレッシブなラップでぐいぐい引っ張る『Posted(REMIX)』(N.O.R.E.客演)、男性シンガーをフィーチャーしたメロディアスな胸キュン・メロウ『So Real So Right』、音数の少ないおもしろいトラック上でタイトなラップを披露する『Kick This One』、ジャジーでとっても心地いいトラックが聴く者のハートを射抜きにかかる良曲『Super Freak』、Kardinal Offishallと共演した怪しい空気たちこめるダンスホール系『Block Reincarnated(REMIX)』、Beenie Man、Ms.Thingと楽しく暴れるキュートな1曲『Dude(The Remix)』と、持ち前のスキルを活かした力作に仕上がっています。

これだけのメンツ&楽曲が揃ってるのになんで不発に終わったんだろう?次回作で盛り返せるといいけど…どうなるでしょうか。

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