Ryan_Leslie_-_Just_Right

New EditionやDonell Jones、Britney Spearsなど数々の大物作品を手掛けるプロデューサー兼シンガー・ソングライターRyan Leslieの1stアルバム『Just Right』について。Ryanはハーバード大卒の25歳で、これまでNew EditonやLoon、B5など、主に彼と親交の深いDiddy率いるBad Boy関連の作品を手掛けてきました。最近ではRyan自身が発掘した女性シンガーCassieの大ブレイクでも注目を集めてますよね。

そんな彼の本作ですが、これプロモのみなのかな?昨年に完成していたにもかかわらず、ほとんど(というか全然?)流通しなかったみたいです。ちょっと前にアルバム音源を入手してたので紹介してみようと思います。

オリエンタルな香り漂うトラックがなんともいえないグルーヴを生み出す『The Way That You Move Girl!』、懐かしくも心地いいシンセの音色に美メロがのる爽快で病み付き度100%の極上スムージー・チューン『Used 2 Be』(Fabolous客演)、Snoop Doggが参加したバージョンも話題になった硬質なスネアや浮遊感漂うウワモノがいい味出してる『Just Right』、HIP HOP色の濃いビートをうまく乗りこなしてみせる『Taste For Your Love』、全盛期のThe Neptunesサウンドを髣髴とさせるような『My Everything』、雄臭いファルセットがメランコリックな雰囲気を醸し出すミディアム・スロウ『Pleaze Pleaze Pleaze』、50 Cent"Candy Shop"を若干まろやかにしたような『Over Easy』、ハンドクラップを散りばめたパーカッシヴで清美なナンバー『Lay U Down』、彼のしゃがれ気味なボーカルとシンセを多様したエキゾチックなトラックの融合感が○な『Missin' U』、下っ腹あたりに響いてくるようなビートの効いた1曲『Overdose』、繰り返し聴きたくなるようなフィーチャリスティックで心地よさ高めの『Back To The Love』、あまりの美しさに吸い込まれそうになる本作唯一のバラード『It's Love(That I Feel)』、艶うシンセの音色が楽曲全体を包み込む『Ready(To Love You)』と、彼ならではの個性的な世界を展開した楽曲がひしめいています。

HMVで"彼の作るトラックは80's風な跳ねるビートと浮遊感あるシンセのループで独特なグルーヴを持っている"と紹介されていたけど正にその通りですね。歌だけ聴いてるとネオ・ソウルっぽく聴こえたりもするんだけど、HIP HOPも作れてしまう彼ならではのトラックがそうさせないというか独自の世界を作り出してるように思います。何曲か差し替えはあるかもしれないけど、そう遠くないうちに正式リリースされるであろう本作は要チェックだと断言しておきます。