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人気プロデューサーRodney JerkinsのレーベルDarkchild Recordsの第一弾アーティストとしてデビューするはずだった女の子4人組ガールズ・グループSo Plushのお蔵入りアルバム『So Plush』について。アルバム・リリースに向けて順調にプロモーションを行っていたはずだったんだけど、いつの間にかシンデレラ・ガールは彼女たちではなくRhona(現在はEn Vogueのメンバーとして活動)に…。そんな不運な彼女たちのお蔵入り作。これが結構あなどれない内容になってるんですよ。

Rodney Jerkinsのラップで幕が開く気合・楽曲の質ともに十分な『I Like What You Do』、息の合ったコーラスでスリリングなトラックを乗りこなしてみせる『Things I've Heard Before』、"これぞDarkchild!"といった感じの軽快でヒットポテンシャル高い1曲『Ain't My Fault』、弦ループを軸に一気に駆け抜ける疾走感あふれるチキチキ系アッパー・チューン『Yes』、リードを担当する子の胸キュン・ボイスとギターのカッティングがとっても心地いいナイス・ミッド『He Loves Me』、フック直前のたたみ掛けるような歌唱が○な『You Don't Know Me』、下品にならない程度に軽くチキったミッド『Fact That You Lied』、フィメール・ラッパーDa Bratがキレのいいラップをぶっ放す高速ビート炸裂のフィーチャリスティック系『Broke The Rules』、しっとり丁寧に歌い上げるメロウ・ナンバー『Fire Burns』、どこか哀愁を帯びたような泣きのメロディ・ラインにノックアウトされる『More Than Life』、怪しい笑い声をサンプリングした奇天烈で小気味いいアップ『Time Is Up』、ためを効かせた歌い方がおもしろい『No One Eles』、フックに突入するやいなや狂ったかのように高速化するビートがカッコよくも癖になる『Hatin On Me』、堂々とDarkchild宣言し個性的なトラックを見事自分たちのものにしてみせる『Damn』、そしてボーナストラック扱いの『It Was You』と、日の目を見ることなく封印されたのが謎で仕方ない充実作に仕上がっています。

個人的意見ではありますがRhonaよりこっちの方がRodney Jerkinsの良さが出てると思うし、チャレンジ精神にも溢れてて好きですね。お蔵入りしたのが残念でなりません。