e0e66992

Capone-N-Noreagaの片割れでNYクイーンズ出身のラッパーN.O.R.E.の4thアルバム『Y La Familia...Ya Tu Sabe』について。The Neptunesとの相性の良さを見せつけた『Superthug』などのヒットで有名な彼が放つ本作は、HIP HOP界のドンJay-Zが設立したラテン音楽を中心としたレーベルLoc-La-Familia発のREGGAETON(レゲトン)アルバムとなりました。個人的にレゲトンはラティーノ版レゲエみたいなもんかなと勝手に解釈してるんですが、数年前から流行ってますよね。

そのレゲトン・ブームに火をつけたといっても過言ではないのがDaddy YankeeやNina Sky、Gem Star、Big Matoらをゲストに招いた『Oye Mi Canto』。たしかこの曲って2004年あたりの曲ですよね?それから考えるとちょっと旬を過ぎた印象もなくはないアルバムなんですが、とりあえずこうして無事リリースされて一安心。でも個人的にREGGAEやREGGAETONってそう頻繁に聴くジャンルではないので、今回のような全編スペイン語で歌われたようなアルバムに慣れてなく最初は軽く呆然としちゃいました。曲がどうこう以前にスペイン語が変な日本語に聴こえてしまい、そればっか気になって俺はどんな聴き方をしてるのかと小一時間。まあノリがいいアルバムなんでそういう面では十分楽しませてもらいました。

気になった曲は巨漢ラッパーFat Joeに一発屋女性シンガーLumidee、こちらも一発屋?Nina Skyというおもしろいメンツが登場する『Mas Maiz』、Don Omar、Big Matoに加えHIP HOP界からBad Boyの首領Diddyを招き入れた『Bailar Conmigo』、同じくこちらもHIP HOP界からThe NeptunesのPharrell(Pharrellitoってのはラテン名?)が参加した『Vente Mami』、レゲトンの先駆者Daddy Yankeeの援護が効いた『Dimelo』、久しぶりに名前を聞いた感のあるだみ声ラッパーJa Ruleをフィーチャーした女性との掛け合いがおもしろい1曲『Cuchi』、前述のヒット曲『Oye Mi Canto』、Fat Joe、Don Omarが力を貸すドラマティックなトラックがいい『Reggaeton Latino(Chosen Few Remix)』、電子音が小気味よく鳴り響く鬼カッコいいナンバー『Go In』など。

ありきたりな言葉ではありますがとにかく情熱的でアツいアルバムって感じですね。上手くいえないけど心の奥底に眠っている闘志みたいなものが駆り立てられる1枚。たまにはこういうアルバムもいいですね。