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米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたり米経済専門誌フォーブスによる2005年度の億万長者番付"Celebrity 100"にランクインするなど、HIP HOP界の敏腕ビジネスマンとして数々の成功を収めているBad Boyの最高責任者Diddyによって見出された女の子4人組Dreamの2ndアルバム『Reality』について。

1stアルバムから本作までの間にメンバーの1人であるMelissaが女優業に専念するために脱退。代わりに同じブロンドのKaseyが加入し、新生Dreamとして再出発した彼女たち待望の2ndアルバムがリリース…となるはずだったのですが残念なことにお蔵入り。新しく加入したKaseyが可愛くなかったのが原因かというのは冗談で、これが「なんでお蔵入りしたの?」と疑問に思うくらい粒揃いなんですよ。

個人的にツボだったのは、ラッパーFabolous客演でBrandyの3rdアルバムあたりのサウンドを髣髴とさせる病み付き度100%の胸キュン曲『That's OK』ですね。プロデュースは売れっ子Rodney Jerkins。

他もみていくと、Wade Robson提供のこれまでの路線を踏襲したような彼女たちらしいナンバー『Why Me』、DiddyとScott Storch手掛ける中近東系の艶美なHIP HOPチューン『Crazy』(Loon客演)、Rodney Jerkinsが手腕を振るった脳内シェイク必至の怪しくもカッコいいミディアム・アップ『Hard to Stop』、早口歌唱を織り交ぜながら歌で引っぱっていく感じの『The Real Me』、Diddyの煽りを挿入するなどHIP HOP色の濃いトラックも難なく乗りこなしてみせる『What It Is You're Feeling』、William Bell"I Forget To Be Your Lover"をベタ敷きにした反則スレスレの好曲『Bring It Back』、ロッキッシュなアレンジが施された『Sitting Here』、一昔前のThe Neptunesあたりがやりそうな硬質チューン『Clap』、美バラード3連発『Promise Me』&『It Could Happen』&『Controlled』、デジタル・サウンド炸裂のパワフルな女性アンセム『I Am Woman』と、攻めの楽曲を多数収録した聴き応えのある内容に仕上がっています。

このアルバムめちゃめちゃ好きなんですけど。★Nsync『Celebrity』やBrandy『Full Moon』あたりのアルバムの音が好きな人は絶対にハマる1枚だと思います。こんな素晴らしいアルバムをお蔵入りにするなんて…Diddyのアホ。