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デビューして14年。生き残りの厳しい米音楽メジャー・シーンで活躍し続ける、ベテランR&BシンガーJoeの6thアルバム『Ain't Nothin' Like Me』について。発売日延期やタイトル変更などありましたが、こうして無事NEWアルバムが届けられて一安心ですね。新作が出ただけでも喜ばしいことなのに内容も文句なしというか、ベテランの意地がひしひしと伝わってくる傑作になっています。

参加しているメンツはTim & Bob、StarGate、Bryan Michael Cox、Johnta Austin、Sean Garrett、The Underdogs、Tank、Cool & Dre、Nas、Tony Yayo、Young Buck、Fabolous、Papooseなど超豪華。Tim & Bobは2曲を提供していて、HIP HOP界からNasを招き入れたオープニング・ナンバー『Get To Know Me』、彼らが得意とする幻想的で陶酔率高めのエキゾチック・ナンバー『That's What I Like』と、どちらも抜かりない仕上がりになっています。

Bryan Michael Coxは『My Love』、『Go Hard』、『Feel For You』、『You Should Know Me』の4曲をプロデュースしていて、うち3曲はJohnta Austinも名を連ねています。美しさと力強さが同居した『Go Hard』、Bryanならではのメランコリックなピアノが印象的な『Feel For You』、甘く気だるいトラックに男Joeの灼熱ヴォーカルが乗る『You Should Know Me』も美味でいいけど、『My Love』はもっと極上。ヴォーカル、メロディ、トラックと全てが最高でただただ聴き入るばかり。昇天率もかなり高めですよ。

特筆すべき曲はまだまだあって、売れっ子StarGateが期待を裏切らない美メロ曲を提供した『If I Was Your Man』&『It's Me』、ハンドクラップが品よく鳴る『If I Want Her』(Rick Rude、Sean Garrettプロデュース)、レーベルメイトでもあるラッパーPapooseが力を貸す『Where You At』、The Underdogs & TankプロデュースTony Yayo & Young Buck客演という豪華極まりないキラーボム『Ain't Noghin' Like Me』、Christina Milian作品でR&Bもいけることを証明したCool & Dreがプロデュースした渾身の2曲『Let's Just Do It』(Fabolous客演)&『Just Relax』(Dre客演)、Joeのヴォーカルに哀愁漂うギターが寄り添う『Love Is Just A Game』、曲も書けるJoeならではの甘く切ないナンバー『Life Of The Party』と、捨て曲は一切見当たりません。

このアルバムいい。いいです。曲も全体のバランスも素晴らしいけど、それ以上にJoeのヴォーカルが最高ですね。年齢を重ねたことで渋さとセクシーさがさらに増してる印象をうけました。アツいシャウト&フェイクが多いのもポイント高いですね。