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Howie D、A.J.、Nick、Brian、Kevinの5人からなるアメリカを代表するボーイズ・バンド、Backstreet Boysのベスト・アルバム『The Hits - Chapter One』について。彼らについてはあまり詳しくないんだけど、なぜかベスト・アルバムだけは持ってます。冒頭で5人組と書きましたが2006年6月23日にKevinが脱退し、現在は4人で活動しているようですね。

本作の収録曲ですが、ベストということでファンでなくても聴いたことのあるナンバーばかりで結構楽しめます。そして収録曲のほとんどはBritney Spearsや★Nsyncも手掛けるMax Martinがプロデュース。個人的に一番好きなナンバーはオープニングを飾る『I Want It That Way』。この曲めっちゃ良くないですか?メロディ展開やコーラスの乗り方がすごく好きなんですよね。曲にドラマティックさをプラスするギターも○。あと『Shape Of My Heart』と『Drowning』も好きだったり。Aメロ、Bメロとゆったりと流れ進んでいき、サビで一気に盛り上がる感じがいいですね。どちらもとってもメロディアスで心の琴線に触れます。

他でなかなかいいなと思うのは、ギターの小気味よい演奏を前面に押し出した美しく心地いいミッド・ナンバー『As Long As You Love Me』、壮美なストリングスが曲に深みを与える『Show Me The Meaning Of Being Lonely』、木漏れ日のような曲調と彼らの白く青臭いヴォーカルがとってもよく合ってる『Quit Playing Games(With My Heart)』、Full Forceプロデュースのド派手な展開こそないけれど聴くほどに良さが増す『All I Have To Give』、味付けはボーイズ・バンドならではって感じだけどキャッチーでなかなか侮れない『The One』あたり。逆に拒絶してしまったのは『Everybody(Backstreet's Back)』、『We've Got It Goin' On』、『Get Down(You're The One Me)』の3曲で、こういう"いかにも"な曲はちょっとキツいものがありました。

その他は、安室の旧友グループMAXが"バラ色の日々"というタイトルでカバーしたことでも知られている『Larger Than Life』、美しいバラード『I'll Never Break Your Heart』、ラテン風味のチキチキ系アッパー『The Call』、白いけどコーラスの重ね具合がなかなか美しい『Anywhere For You』、情熱的なアレンジが施された『More Than That』など、彼らの輝かしい軌跡が簡単に味わえる1枚に仕上がっています。

アップに関しては好みでないものが多くアレでしたが、ミッド〜スロウに関しては歌の実力も手伝ってかいいもの多数ですね。

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