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メイン・ヴォーカルのNicoleを筆頭に、Melody、Carmit、Ashley、Jessica、Kimberlyのセクシーな女性6人からなる"キャバレー・ダンス・エンターテイメント集団"The Pussycat Dollsのデビュー・アルバム『PCD』の2枚組スペシャル・エディション『PCD[Tour Edition]』について。カットするシングル全てがヒット&話題になるというセンセーショナルなデビューを飾った彼女達の本作は、通常の盤に10曲入りのボーナス・ディスクが付属した豪華2枚組仕様になっています。

内容についてですが、通常の盤については2005年にレビュー済みなので、今回はボーナス・ディスクの方メインのレビューを。1曲目『Sway』と2曲目『Flirt』に関しては日本盤やUK盤のボーナス・トラックとして収録されていたナンバー。『Sway』はJennifer LopezとRichard Gere主演のリメイク映画「Shall We Dance?」のサントラに収録されていた曲で、スタンダード・ナンバーのカバーになります。

『Flirt』は疾走感あふれるROCKチューンで、ガナり担当のMelodyの熱唱がとても印象的です。3曲目『Stickwitu(Avant Mix)』はタイトルどおり大ヒットした美バラードに男性R&BシンガーAvantが参戦したバージョンで、プロデュースはMacy Grayなども手掛けるRon Fair。この曲はAvantのアルバム『Director』にも収録されていましたね。何度聴いてもうっとりさせられます。

4曲目は売れっ子Polow Da DonプロデュースでSnoop Doggを客演に招いた『Buttons feat. Snoop Dogg』。PVはPCD単独ではなく、こちらのSnoopを招いたバージョンでしたね。ちなみに先日レビューした彼女達のLIVE DVD『PCD Live From London』に収録されている『Buttons』のPVは、後半に炎のCGが挿入されたバージョンになってて、初めて見たときビックリしました。

5曲目『Don't Cha(More Booty Mix) feat. Busta Rhymes』は、いきなりBustaの語りから始まるなど微妙にアレンジされていて軽く新鮮な印象を受けるかな。原曲のプロデュースはCee-Loでしたが、こちらのリミックス・バージョンはRon Fairがプロデュース&アレンジを手掛けています。6曲目『Hot Stuff[I Want You Back](Remix)』は原曲からしてMadonnaのようなディスコ調でしたが、それよりもよりサイバーになってるというかビートが強調されています。こういうノリはあまり得意ではないけど、たまに聴く分には楽しめますね。そしてあとは着信音用の音源やヴォイス・メール用の音源みたいなものが収録されているわけですが、個人的には使う機会がないので正直「うーん…」って感じです。

すでに通常盤を持ってる人に対して「これは買いですよ」とは言えないけど、「まだ買ってなかったんだよなぁ〜」という人やPCDファンの人には自信をもってオススメできます。ちなみにCDケースは安室奈美恵のDVDのようなタイプの小型版といった感じで、スリップ・ケース仕様になっています。

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