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ジャンルの枠を飛び越え多くのアーティストから引っ張りだこの、人気プロデューサー兼シンガーAkonが立ち上げたレーベルKonlive Recordsが送り出す、NailahとNyandaの2人からなる美人姉妹デュオBrick & Laceのデビュー・アルバム『Love Is Wicked』について。Konlive Recordsといえば当初は「TLCのChilliが先陣を切るか?」なんて言われたんだけど、いざ蓋を開けてみると第一弾アーティストはObie Trice『Jamaican Girl』やJurassic 5『Brown Girl』などの客演で知られる彼女達でした。

記念すべき第一弾アーティストってのもあってか、本作はそのAkonを筆頭にWill.I.Am、Cool & Dre、Full Force、Ron Fairなど、錚々たるメンツが力を貸しています。まずは本作からのリード曲だった『Love Is Wicked』。Sean Paul『Get Busy』やWayne Wonder『No Letting Go』、そしてLumidee『Never Leave You(Uh Ohh)』と同じDiwaliリディム使いってことで話題になりましたよね。ということで言わずもがな最高でノリノリの1曲になっています。

プロデューサーごとに見ていくと、Akonは、Akonが客演でも登場するダンス・チューン『Get That Clear(Hold Up)』、サウスHIP HOPのような高速打ち込み連打が炸裂する『Never, Never』、REGGAEとR&Bとラテンを混ぜ合わせたような『Boyfriend』の計3曲をプロデュース。安室奈美恵やLil' Kim作品なども手掛けるFull Forceは、ぴーひゃら系のトラックにモロにレゲエ畑な2人のヴォーカルが乗る『Don't Stop!』、B-U-D RamsayとFull Forceをフィーチャーした気だるくも病み付き度高い『Why'd You Lie?』の2曲を。そして甘くセクシーなヴォーカルや男勝りな掛け声が入り混じるWill.I.AmプロデュースのREGGAEチューン『Buss A Shot』や、一聴した感じHIP HOP畑のCool & Dreが手掛けたとわからないほどREGGAE調な『Mr. Officer』なんて曲もあったりと、普段なかなか味わえない大物プロデューサー作のREGGAEチューンが堪能できます。

他もゆったりとしたアコギの音色が印象的な美スロウ『Take Me Back』、地を這うような不穏なビートが効いた『Push It Up』、男性REGGAEシンガーが力を貸す『My Apple』、姉妹ならではの息の合ったコーラスが◎な『U And Me』と、RGGAE/ダンスホールを軸にR&BやHIP HOPを取り込んだ良作に仕上がっています。

ノリのいい曲が多くていいですね。Rihanna『Pon De Replay』あたりが好きな人なら必ずツボに入るはず。