T.I.が所有するレーベルといえばGrand Hustle Recordsですよね。Young DroやAlfamega、DJ Drama、そしてGovernor…ってあれ?オフィシャル・ウェブ・サイトにGovernorの名前がないんですけど。もしかして切られた?Governorの現状も気になるとこですが、今日はGrand Hustle Recordsに籍を置くもうひとりの男性R&BシンガーRashadことRashad Morganについて書いてみようかなと。

Rashad1Rashadといえば昨年の春あたりにT.I.とYoung Droをフィーチャーした『Tell Em What I Wanna Hear』がちょっとだけ話題になってたと思うんだけど、先日やっと?そのPVが公開になりました。でもこの曲を推すにはちょっと遅すぎじゃないかな。だってYing Yang Twins『Wait』系トラックのこれが今ヒットするとは思えないんだけど。逆に今このノリが受けたりするんだろうか。まあなかなかの脱力系ナンバーに仕上がってるとは思いますけどね。

Rashadについて軽く紹介すると、彼はデトロイトはミシガン出身の27歳で、歌い手として以外にもソングライター、プロデューサーもこなしてしまうマルチなアーティスト。上で紹介した『Tell Em What I Wanna Hear』もRashad自身がセルフ・プロデュースしています。ちょっと記憶が曖昧だけど、Atlantic傘下のGrand Hustle Recordsに移籍する前はUniversalに所属してたと思います。Jadakissをフィーチャーした『Sweet Misery』もUniversalから出てたような…多分だけど。客演ではStyles Pの2ndアルバム『Time Is Money』収録の『Favorite Drug』とかありましたね。

Rashad2あと彼のMySpaceで『Tell Em What I Wanna Hear』以外の曲も聴くことができるんだけど、これがなかなか侮れない出来でして。まずビンビンきたのが『Wat It Is』と『Detroit Love Affair』の2曲。『Wat It Is』はどこまでもソウルフルなナンバーで、Marques HoustonをよりナヨっとしたようなRashadの歌声との相性もバッチリ。サビの盛り上がり具合もいいですね。一方の『Detroit Love Affair』はセクシーというかヌメっとしてるというか、じわじわ効いてくるスロウ・ナンバーといった感じ。これもまた彼の鼻にかかった歌声が活きてますね。かすれ気味のファルセットも悩ましくて◎。『Good Luvin'』はほどよくサウスなアップで、ノリのいい曲が好きな人は気に入るんじゃないかな。これも結構好きかも。てことで2008年には多分デビュー・アルバムがリリースされるんじゃないでしょうか。とりあえず注目しといて損はないシンガーだと思います。

■RashadのMySpaceはこちら ⇒ (Click Here
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