55dcd92a

EXILEのATSUSHI率いる男性R&BグループCOLORの一員として活躍したYORKの初ソロ・アルバム『Proof To Live』について。まだアルバム1枚しか出てないこれからという時期に、いきなりCOLORが大幅なメンバー・チェンジを行うと知ったときはビックリしましたね。一員であったYORKの歌声が好きだったので、これからどうするのかなと思ってたらコンスタントにシングルを発表し、そしてついにアルバムまで出ちゃいました。

注目の内容ですが、これがなかなかの力作になってまして。これまで発表したシングルもがっつり収録されてるんだけど、『WHITE LUV』と『SOLDIER』はシングルとは違うバージョンで収録(『SOLDIER』に関しては通常バージョンも収録されています)。『WHITE LUV』は横須賀をリプレゼントするB.I.G.なシンガーBig Ronとのデュエット・バージョンで、原曲も良かったけどこれはこれでまた違った良さがあっていいですね。そして『SOLDIER』は名古屋のアンダーグラウンドキングAK-69 a.k.a Kalassy Nikoffをフィーチャーしたバージョンになっていて、原曲よりもさらにHIP HOP色の濃い仕上がりになっています。

お次は個人的に大好きなナンバー2曲を紹介。そのお気に入りというのが『ZERO』と『PAIN』の2曲。『SOLDIER』に続き『ZERO』もAK-69が客演に招かれてるんだけど、これがめっちゃカッコいいんですよ。YORKの野性味あふれる荒くれヴォーカルにAK-69の疾走感あるラップと、何度聴いても心奪われてしまいます。もう1曲の『PAIN』は痛みや迷いを断ち切るようなリリックとひんやり駆け抜けていくようなトラックが◎で、これをおかずに白飯10杯食えそうなくらい美味。我慢汁どころか本気汁が出ちゃいますね。

他も、YORKいわく「アグレッシブで緊張感のあるイントロ」な『Phoenix』、どっしり重量感のあるトラックを従え歌い進んでいく『Proof to live』、軽く和の香りのするトラックや要所でとび出すファルセットがいい『演じきる覚悟』、野性味あふれるナンバーがひしめく中で休憩所のような役割を果たしているキラキラ・チューン『I feel loneliness for a beautiful thing』、NORTH COAST BAD BOYZのリーダー的存在であるHOKT客演のジャジー・ナンバー『An important thing』、男の哀愁が漂っている『NO NO NO』、Tim & Bob曲に野生エキスを注入したような『GIANT SWING』、流れるようなメロディ展開が個人的にツボな『A face of the bottom』、DJ SHIBUCHIN『SHIBUCHIN SUMMIT』に収録されている『GANGSTA LUV』のリミックス・バージョン『GANGSTA LUV 2008』、雄汁たれまくりのヴォーカルにやられる『DO OR DIE』、そして本作のラストをかざるアコースティックなメロディアス・ナンバー『最後の傷跡』と、ソロ・アーティストYORKの魅力がぎっしり詰まったアツい1枚に仕上がっています。

何が凄いって自分自身でほぼ全曲の作詞・作曲をやってのけてるんですよね。歌声も魅力的な上、作詞のみならず作曲までやっちゃうとは…。