b11a53ee

どれだけ踊り倒してもぶれない安定感のあるヴォーカルと、選ばれた者しか持ち合わすことの出来ない類稀なるダンス・センス、そして洗練されたルックスを兼ね備えた女性アーティスト安室奈美恵のベスト・アルバム『181920』についてレビュー。小室の元を離れ、R&B/HIP HOPへ傾倒しはじめたころは軽く低迷しかけたりもしたけど、地道な活動が実を結び、現在は大復活を遂げベスト・アルバム『BEST FICTION』も全国アリーナ・ツアー「namie amuro BEST FICTION TOUR 2008-2009」も大盛況。本作はそんな彼女のブレイクしたナンバーから産休に入る前の曲までを集めたベスト・アルバムになります。

Body Feels EXIT01. 『Body Feels EXIT』 小室哲哉が手掛けた初の楽曲。これまでのユーロビート路線を軽く引き継ぎながらも小室色全開なパワフルなアッパー・チューンになっています。この曲が出た当時ってタイトルの意味で盛り上がりませんでした?「体が出口を感じてるって…脱糞の歌!?」とか言って(笑)

TRY ME02. 『TRY ME〜私を信じて〜』 安室奈美恵という名前を世に知らしめた安室のブレイク曲。『愛してマスカット』から目をつけてた安室がブレイクして嬉しかったのを覚えてます。でもR&B/HIP HOPが好きな俺は、このおもいっきりユーロビートな曲に軽く抵抗感があったのも事実…。だからある意味小室と出会ってくれてよかったかも。

Chase the Chance03. 『Chase the Chance』 安室初のチャート1位獲得曲にして、ミリオン・セラーを記録したナンバー。この曲は小室プロデュースによる第2弾シングルで、途中でとび出す奈美恵ラップが特徴。テレビ的にはこの曲までSUPER MONKEY'SことMAXがバックダンサーを務めてましたね。そういやMINA復活おめでとう。

太陽のSEASON04. 『太陽のSEASON』 ブレイクした『TRY ME〜私を信じて〜』の次にリリースされたユーロビート曲第2弾。『TRY ME〜私を信じて〜』は安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S名義だったけど、この曲から安室奈美恵単独名義になりました。タイトルどおり夏にピッタリの1曲になっています。

You're my sunshine05. 『You're my sunshine』 こちらもタイトルどおり夏にピッタリのナンバーですね。小室プロデュース第4弾シングルでチャート1位獲得。そしてミリオン・セラーも記録しました。個人的にこの曲といえばライブでの歌詞間違いがまず浮かぶんだけど…これは俺だけでしょうか?(笑)あとゴリエと共演したのもこの曲でしたね。

How to be a Girl06. 『How to be a Girl』 小室プロデュース第8弾シングルでチャート1位を獲得したナンバー。この曲は基本的に嫌いじゃないというか好きなんだけど、後ろで聞こえる"アアアアアア〜"とか"ウォウウォウウォウウォオオ〜"という小室の念仏みたいな声が鬱陶しいんだよなぁ。歌唱印税対策かなんかしらないけど、歌の上手くない小室の声…邪魔です。

SWEET 19 BLUES07. 『SWEET 19 BLUES』 ランキング1位、そしてトリプル・ミリオンを達成したメガ・ヒット・アルバム『SWEET 19 BLUES』からのリカット・シングル。この曲といえばやっぱ加藤ミリヤ?(笑)ちょっと前に『SWEET 19 BLUES』をモチーフにした『19 Memories』という曲をリリースしてましたね。PVにもチラッと安室のポスターが登場しています。

Dreaming I was dreaming08. 『Dreaming I was dreaming』 チャート1位獲得曲で、産休に入る前にリリースしたシングル。この曲、出来は悪くないというかむしろいい方だと思うんだけど、作詞がTK & MARC、そして作曲が久保こーじってメンツが手抜きですよね…。そういやこの曲、ライブで披露しませんね。なぜ?今の安室がやるとカッコいいと思うんだけど。

Stop the music09. 『Stop the music』 安室奈美恵ユーロビート3部作のラスト曲。他のユーロ曲と比べるとインパクトが弱いというか存在感が薄い感じがしないでもないですよね。個人的にユーロビートってあまり好きなジャンルじゃないし、曲自体もそれほど好きじゃなかったから、あまり聴き込みませんでした。

a walk in the park10. 『a walk in the park』 小室哲哉プロデュース第6弾シングルで1位獲得、そしてミリオン・セラーを達成したナンバー。この頃の安室って大仏みたいなヘアスタイルしてましたよね(笑)俺の女友達も真似てました。この曲といえばダンスですよ。手を胸元から股間へ滑らせながらしゃがみこみ、お股ぱっかー!みたいな振り。あれ最高(笑)

Don't wanna cry11. 『Don't wanna cry』 小室哲哉プロデュース第3弾シングルで、ランキング1位&ミリオン達成曲。個人的にこのアルバムに収録されてる曲は、俺の青春がいっぱい詰まった曲ばかりなんだけど、なかでもこの曲は別格かも。あぁ…学生時代の甘酸っぱい思い出がよみがえってくる(笑)飲んでミスティオ。あの頃に戻りて〜!!

CAN YOU CELEBRATE?12. 『CAN YOU CELEBRATE?』 これはもう説明不要ですね。ダブル・ミリオン達成、1997年年間シングルランキング1位、そして邦楽女性ソロ部門歴代シングル・セールス1位と、記録づくめの1曲でございます。ドラマ「バージンロード」の主題歌で、安室本人もオープニングに登場してましたね。結婚式ソングとしても根強い人気を誇っています。

ということで大ヒット曲のオンパレードなので、今さらレビューする必要もないですね。安室と共に青春を過ごしてきた俺みたいな人間には懐かしい1枚として。そして最近安室ファンになったという人は昔の楽曲を手軽に楽しめる・味わえる1枚としてどうでしょうか。

181920
安室奈美恵
エイベックス・トラックス
1998-01-28

Thank you for your support!
 にほんブログ村 音楽ブログへ