November 21, 2008
IMX『IMX』
歌やダンスはもちろんのこと、ソングライターやプロデューサーとしても活躍している多彩なアーティストMarques Houstonが所属していた男性3人組グループIMXの、グループとしては6枚目で改名してからは2枚目にあたるアルバム『IMX』についてレビュー。個人的にIMX(Immature)といえば3rdアルバム『We Got It』収録の『We Got It』の印象が強いんだけど、それ以降の4th、5th、そして6thである本作もMarques Houston好きには聴き逃すことのできない内容になっているように思います。簡単に内容を紹介していこうと思うんだけど、最初に個人的にグッと来た曲から紹介。まずはオープニング・ナンバー『Hate The Playa』。これがいきなりいいんですよ。中国映画で流れてそうなイントロが印象的で、オリエンタルなフレイバーを漂わせたメロディアスなアップになっていて幕開けから心を鷲掴みにされちゃいます。続く2曲目『First Time』も良く、切なさを帯びたギター演奏をバックに、あの鼻にかかったようなあの甘酸っぱい声で歌い上げてくれます。ちなみにプロデュースはChris Stokes & Marc Gordonが担当。その他は、一世を風靡したプロデューサーShe'kspereがやりそうな浮遊感のあるチキチキ系アッパー・チューン『Ain't No Need』、近々デビューする…はずであった女性シンガーMila Jがキュートな歌声で花を添える『Clap Your Hands Pt.1』、Chris StokesとLevertの一員でもあるMarc Gordonが共同プロデュースしたミディアム・スロウ『Ashamed』、男の哀愁を纏った艶美なトラックに合わせやさしく包み込むように歌う囁き系『Beautiful (You Are)』、嫌が応でもテンションが上がるポップ度高めのパーティー・チューン『Clap Your Hands Pt.2』、タイトルを繰り返すフックが中毒性十分なメロディアスなミディアム・スロウ『First Of All』、青さの残るコーラスが男性ボーカル好きの心をくすぐる『Pillow』(Marc Gordonプロデュース)、たたみ掛けるようなマシンガン歌唱を披露する『Why』、心地いいヴォーカルに、これまた心地いいアコースティックギターの音色が寄り添うように鳴り響く『Tears』と、彼らならではの成長しきってないような青さの残るヴォーカルが堪能できる1枚に仕上がっています。
個人的にMarquesのセクシーで気だるい歌声が好きなんでたまらない1枚でした。IMXはこのアルバムを最後に活動を休止。現在はそれぞれソロ活動を展開しています。
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