November 22, 2008
Her Sanity『Xclusive』
MOTOWNが2002年に送り出したSunni、Linz、Cookieの3人からなるガールズR&BグループHer Sanityのデビュー・アルバム『Xclusive』についてレビュー。2002年かぁ…ついこの間のようでもう6年も前になるんですねぇ。ガールズ・グループのみならず、男性グループも含めグループものが不作の今、何か聴きたくなって棚を漁ってたら本作を発見。久しぶりに聴き直してみたけど、これがまた結構美味なんですよ。全体的に安心して聴ける内容になってるんだけど、俺のツボを猛刺激したのは『How Did She Know』でしょうか。軽くピコピコ&キラキラ感のあるトラックにメンバーの蝶のように舞い踊る歌声が乗るリズミカルなナンバーで、このグルーヴィーでノリノリな感じは結構病み付きになります。あとJadakissやStyles Pらがいたことで知られるHIP HOPグループThe Loxを招いた金物系の鳴り物が小気味よく鳴り響く本作からの先行シングル『Xclusive』もヒット・ポテンシャル高い1曲で、一聴の価値ありですね。そしてバックコーラスに男性シンガーを招き歌声を重ねる東洋をイメージしたようなオリエンタルな香り漂うナンバー『Yes, No, Maybe』もよかった。この歌心に満ち溢れた感じは昇天ものでございます。その他も好曲多数で、3人の軽くしゃがれたような美しいコーラスが効いたサビにやられるコケティッシュなオープニング・ナンバー『Suga Rain』、エッジーで重厚なビートが存在感を放つトラックをラップっぽい歌唱を交えながら乗りこなしてみせる『Let's Pop』、ストリングスが不穏に鳴る重めのトラック上を女性グループならではの胸キュン・ヴォイスを駆使したたみ掛けるように歌う『I Can't Begin』、ギターのあんにゅくも心地いい演奏が○なムーディーで妖艶な空気に包まれる大人のミッド・ナンバー『Can't Nobody』、こちらもギターの音色が存在感を放つ、メンバーの甘くもビターなヴォーカル&コーラスに心魅せられるミッド『Can I Be Sure』、ハンドクラップを配した妖しい気だるさ漂うトラックに合わせ歌の方も肩の力を抜き囁くように歌う『Betcha Would't Know』、少し前のR. Kellyあたりがやりそうな哀愁漂いまくりの渋いミッド・ナンバー『Ain't No Way』、制作者欄にK. WestとあったからKanye Westかと思ったらKyle Westだったというオチの本作のラスト曲『Don't Bother Me』と、なかなか侮れないアルバムに仕上がっています。
ド派手なアップや流行に媚びたような曲は皆無なので、聴き様によったら少々退屈に感じてしまうかもしれません。でも最初にも書いたとおり安心して聴ける内容になってるので、気になる人はチェックしてみて下さい。
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この記事へのコメント
1. Posted by musiqmusiq February 21, 2009 16:07
このアルバム、全く話題にならなったけど、実は完成度の高い曲がチラホラありますよね。
Xclusiveなんて今聞いても十分カッコいいと思います。
Xclusiveなんて今聞いても十分カッコいいと思います。
2. Posted by KATSU February 23, 2009 15:43
ほんと全然話題になりませんでしたよね^^;
でも地味〜にいい曲もあるので侮れませんね。
でも地味〜にいい曲もあるので侮れませんね。
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