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映画俳優としても確固たる地位を確立している男性R&BシンガーJamie Foxxの3rdアルバム『Intuition』について。Jamie Foxxは個人的にすごく好きなアーティストのひとりで、デビュー・アルバム『Peep This』、2ndアルバム『Unpredictable』ともに擦り切れるくらい聴き込みました。俳優としても好きで、故Ray Chalresの伝記的映画「Ray」とか素晴らしかったですよねぇ。オスカーを獲得したのも納得です。

そんな彼が満を持してはなった本作。記念すべき1stシングル『Just Like Me』はC. "Tricky" StewartとTerius "The-Dream" Nashの黄金タッグによるプロデュースで客演はT.I.と、文句の付け様のない布陣がバックアップ。Mariah Carey『Touch My Body』に似てるような気がしないでもないけど、メロディアスでヒットポテンシャル高いミドル・チューンになっていて、アルバムへの購買意欲を掻き立てるにはもってこいのシングルでした。

で本作はこのC. "Tricky" Stewart & Terius "The Dream" Nashのコンビがキーマンでして、The-Dreamが客演でも参加した幻想的なエレクトロ・チューン『Digital Girl』、しっとりと歌い上げるJamieのセクシーでジェントルマンな歌声にハートを鷲掴みにされる特上メロウ・ナンバー『Why』、タイトルどおりゆっくり丁寧に歌い上げるスクリュー声挿入スロウ『Slow』、洗練された大人の男ならではの哀愁が漂っている渋いバラード『Rainman』と、全15曲中5曲を手掛けてるんですよ。なかでも『Why』の出来が素晴らしすぎる!The-Dreamお決まりの繰り返しフレーズも組み込まれてるんだけど、そういう流行り技を抜きにしても上質で、聴くたび琴線&涙腺に触れ股間はグッショリ…最高です。

でも最高曲はこれだけじゃないですよ。あのTankがプロデュースしたバラード『Overdose』も舌鼓を打ちたくなる出来で、何度聴いても心奪われてしまいます。そしてFloetryのMarsha Ambrosiusとデュエットした『Freak'in Me』も聴き逃し厳禁の出来。この3曲があるとないとではアルバムの評価が全然違ってきますね。

その他も注目曲てんこ盛りで、Timbalandプロデュースなんだけど要所に挿入された掛け声が軽くThe Neptunesぽくもある『I Don't Need It』、引っ張りだこの売れっ子Lil WayneをフィーチャーしたドロドロHIP HOPチューン『Number One』(Just Blazeプロデュース)、Lil Wayneと同じく2008年を代表する売れっ子T-PainをフィーチャーしたT-Pain度100%曲『Blame It』、StargateプロデュースでNe-Yo & Fabolous客演の『She Got Her Own』(Ne-Yoのアルバムにも収録されてたあの曲)、Salaam Remiプロデュースの夜っぽい好ミッド『I Don't Know』、Rico Loveがソングライト&ボーカル・プロダクションで関与したしっとり煌びやかな『Weekend Lover』、そしてJamieのセルフ・プロデュースによるピアノとアコギをバックにゆったりと歌い上げるスロウ『Love Brings Change』と、流行のナンバーとオーソドックスなナンバーをバランスよく収録した力作に仕上がっています。

最初クレジットだけを見たときは「旬なメンツを招集しただけのつまらない内容だったらどうしよう」と不安になったけど、いい方向に裏切ってくれましたね。今っぽい曲を楽しみたい人は前半を中心に。安心して聴ける曲を楽しみたい人は後半を中心に聴くと楽しめるんじゃないでしょうか。

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