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1998年にリリースされた映画『Woo』のサントラについて。えー、今回紹介するサントラの映画について知ってることは何一つありません。リリースされて間もない頃に購入したし何も覚えてないんですよね…。ということで早速内容を見ていきたいと思います。

注目曲はいくつかあって、聴いてるこっち側まで唾が飛んできそうなMC Lyteのラップと元BrownstoneのNicci Gilbertの歌声が交差する幕開け曲『Woo Woo(Freak Out)』、盟友Warren Gプロデュース&客演のウェッサイ・ファン悶絶のNate Dogg『Nobody Does It Better』、Mint ConditionのメンバーStokleyのソフトな歌声に酔わされる美バラード『If You Love Me』、エロ女性シンガーAdina Howardが悩ましくねっとり歌い上げる『T Shirt & Panties』(Jamie Foxx客演)、Track Mastersに発掘されて間もない50 Centが今よりもキレのあるラップをしてみせるAllure『Let It Be』、歌唱力に定評のあったガールズ・グループBrownstoneが艶やかかつソウルフルに歌い上げる『Searching(For Your Love)』あたりは一聴しただけで惚れる可能性高し。

Track Mastersと関係の深かったAllureと50 Centの共演は当時ならではって感じですよね。ガールズ・グループAllureのコーラス・ワークも申し分ないです。あと2曲目。The Inc.からアルバム・リリースが予定されていたにも関わらず消えたフィメール・ラッパーCharli Baltimoreの『Money』。今どうしてるんでしょうね?

…と「あの人は今?」話はこれくらいにして、Mr. Cheeksらが所属するユニットLost Boyzのバウンシー・チューン『Bouncin'』、女性シンガーMona Lisaがアコースティックなトラックをバックに歌うミディアム・スロウ『Get'n It On』、DMX、The Lox、Maseという豪華メンツが集結した『Niggas Dun Started Sumthin'』、N.O.R.E.とJ-A-N-Eなるフィメール・ラッパーによる『June Blaze』、The Diplomatsの主要ラッパーCam'ronがひたすら攻める『357』、巨漢ラッパーHeavy Dの歌モノ『Take A Ride』(Mcgruff客演)、歌える女性シンガーSimone Hinesが塩辛いソウルフル・ヴォイスで歌い上げる『I Will』、怪しくファンクしたChico Debarge『Superman』、不穏な空気に包まれるEightball『Drama In My Life』(Psychodrama客演)、ピンプ・ラッパーToo ShortとSlink Caponeによる歌モノ『I Know You Love Her』と、半分R&B半分HIP HOPのバランスの取れた1枚になっています。

聴き逃し厳禁とまではいかないけど、レビュー序盤で触れたナンバーをはじめ、いい曲も多数あるので機会があればぜひ。


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