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Lil Bow Wow(改名前)が主演した、ひょんなことからバスケットシューズを手に入れたことで次々と奇跡を呼び起こす孤児院の少年を描いたファンタジック・コメディ映画『Like Mike』のサントラについてレビュー。Lil Bow Wow主演ということで、親分であるJermaine Dupri率いるSo So Defからのリリースなんですが、参加してるメンツはLil Bow Wowと同世代の若いアーティストが多数参加。

So So Def発、アルバムのトータル・プロデュースをJDが担当ということで、JDが2曲のプロデュースを担当。Lil Bow Wow、JD、Fabolousらがマイクを回す『Basketball』はとてもキャッチーなナンバーで、フックの歌をFundishaが担当。キッズ・ラッパーだった当時のLil Bow Wowにピッタリで、オープニングに相応しい1曲になっています。もう1曲のR.O.C『NBA 2K2』はJDのニョロニョロ合いの手と小刻みなビートが印象的なバウンシー・チューン。うん、どちらも悪くないですね。

個人的白眉曲は、TQと男性4人組コーラス・グループJagged Edgeによる『I Remember』と、Mario『Put Me On』、そしてNas & Amerieの『Rule』の3曲。『I Remember』はJagged Edgeの息の合ったコーラスがハート直撃って感じで◎だし、Mario曲はKerry "Krucial" BrothersとAlicia Keysがプロデュース&ソングライトで参加という超豪華仕様曲。このメンツから察しがつくとおり安定感抜群のアップに仕上がってますよ。Nas & Amerieの『Rule』はNasのアルバムにも収録されていたので知ってる人も多いかと。Track Mastersがプロデュースしてるんだけど、この疾走感とメロディアス具合は間違いないですね。何度聴いてもシビれます。

これら以外もThe Neptunesによるポコポコ鳴るウワモノがおもしろいLil Bow Wow『Take Ya Home』、Just Blazeがプロデュースした軽快なノリのLil Bow Wow『Playin' The Game』、歌姫Beyonceの妹SolangeがOmarion率いるB2Kを引き連れて歌うアッパー・チューン『Dance With You』、声から察するにお子ちゃまシンガーYoung Steff(男?女?)が歌うポップ色の濃い『Can I Holla』など、全10曲と収録曲は少ないながらも質の高い楽曲が数多く収められた充実作に仕上がっています。

あと2、3曲あってもいいかな〜とも思うけど、腹八分目くらいがちょうどいいんですかね。コンパクトでサクッと聴ける1枚になってるのでダレることなく聴けますよ。