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今年の3月に発売されたNEWアルバム『Raymond V Raymond』が全米初登場1位を獲得し、そのアルバムからのシングルも好調なUsher。そんな彼のミニ・アルバム『Versus』について。このミニ・アルバムは単体でも発売されてるけど、本作とアルバム『Raymond V Raymond』がセットになった『Raymond V Raymond : Deluxe Edition』なんてのもあるんですね。今さっき知ったのでちょっと驚きました。

本作からの先行シングルは、アゲアゲ番長Pitbullをフィーチャーした『DJ Got Us Fallin' In Love』でした。プロデュースはBackstreet BoysやBritney Spears、'N Sync作品などで知られるMax Martinが担当してるんだけど、Usher×Max Martinという組み合わせは多分初ですよね。

Max Martinといえばちょっと前までは軽く過去の人のような印象があったけど、最近はUsherのこの曲を筆頭に、Adam Lambert『Whataya Want From Me』、そしてKaty Perryの『California Gurls』&『Teenage Dream』など、立て続けに話題曲を放ってますね。今でも十分売れっ子だけど、さらに引っ張りだこになるのかな。ちょっと注目。

で次なるシングルはJay-Zをフィーチャーした『Hot Tottie』。Polow Da DonプロデュースでEster Deanがソングライト&バックボーカルで参加してるんだけど、この曲でのEsterのボーカルの存在感が客演のJay-Zを凌ぐくらい凄いんですよ。艶のあるパワフル・ボイスに思わず"じゅんじゅわ〜!"彼女が関与したもうひとつの曲『Love 'Em All』もとってもメロディアスでいいし、来年発売予定のデビュー・アルバムが待ちきれません。

Ester Deanの話題はこれくらいにして…。その他の曲も好曲多数で、美しいファルセットが印象的な『Lay You Down』(Rico Loveプロデュース)、『Lingerie』(Jam & Lewisプロデュース)の2曲に、プロモ・シングルだった『There Goes My Baby』、サウスの大御所ラッパーBun Bの援護射撃が炸裂する『Get In My Car』、弟分Justin Bieberとのコラボ曲『Somebody To Love (Remix)』、そしてシンセが駆け巡る粘り気あるミッド『Stranger』と、『Raymond V Raymond』同様、適度に今っぽさを漂わせた高品質な1枚に仕上がっています。

NEWアルバムを持ってる人はこのミニ・アルバムを。NEWアルバムを持ってない+ミニ・アルバムも気になるという人は2枚がセットになったデラックス・エディションをって感じですかね。値段も安いしUsher好きな人は迷わずゲットして下さいな。

Versus
Usher
La Face
2010-08-24

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