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夏に元XscapeのTameka "Tiny" Cottleと9年間の交際を経て結婚したT.I.の7thアルバム『No Mercy』について独り言。このアルバム、当初は『King Uncaged』というタイトルで、ジャケットも百獣の王ライオンと並んだものでしたよね。でもお勤めなどがあり延期を余儀なくされタイトルもジャケットも一新。「解き放たれたキング」から「情け無用」へ変更か…。ジャケットも泣いてるようにも落ち込んでるようにも見れるし、なんだか複雑な気持ちになりますね。

当初はDJ ToompプロデュースKeri Hilson客演の『Got Your Back』が1stシングルとのことでしたが、残念ながら本作には未収録という結果に。でも一部のデラックス盤(iTunesとか)にはボーナストラックとして収録されてるのかな?まあ欲しければiTMSで買えるし問題ないですね。

2ndシングルは古くからの付き合いとなるThe NeptunesプロデュースChris Brown客演の『Get Back Up』。これちょい地味だけど好きです。で3rdシングル予定なのがChristina Aguileraをフィーチャーした『Castle Walls』。哀愁漂う男の渋さみたいなものが滲み出ててこれまたいい感じですね。近日公開予定のPVも楽しみ。

シングル曲以外でお気に入りなのは…結構あるな。まずKanye Westがプロデュースのみならず客演でも大活躍するオープニング曲『Welcome To The World』(Kid Cudiも客演)でしょ。あと、フックを歌う男性シンガーMitchelle'lの歌声も◎な『How Life Changed』(Scarfaceも客演)、疾風のような早口ラップがカッコいい『I Can't Help It』(Rocko客演)、T.I.が歌っちゃってる『Big Picture』、ちょい夜っぽくもありソウルフルなトラックがツボな『Salute』、「これカッコいいなぁ」と思いクレジットを確認したらDanjaプロデュースと判明して納得した『Everything On Me』あたりも好きですね。特にKanyeの『Welcome To The World』は好きすぎて震えます。

他のアルバム曲も豪華で及第点越えのものばかりで、Dr. LukeプロデュースEminem客演の『All She Wrote』、Terius "The-Dream" Nash & Christopher "Tricky" Stewartによるどっしりシリアス系のタイトル・チューン『No Mercy』、人気シンガーTrey Songzのセクシー&キャッチーな歌が乗る『Strip』(Young Droも客演)、The Neptunesらしい金物が鳴る怪しいトラックがいい味出してる『Amazing』(Pharrell客演)、売れっ子Drakeをフィーチャーした『Poppin Bottles』、そしてJim Jonsin & Rico Loveによるピコピコ・トラックがおもしろい『Lay Me Down』と、待たされた甲斐ありって感じの充実作に仕上がってます。

久しぶりに聴くガッツリ雄臭系ラップ・アルバムってことで、最初は拒否反応が出たらどうしようと不安があったけど余計な心配でしたね。今回も買って間違いなしです。