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前作『Graffiti』から約1年2ヶ月を経てリリースされた、歌って踊れる男性R&BシンガーChris Brownの4thアルバム『F.A.M.E.』(Deluxe Version)について感想を。ChrisといえばどうしてもRihannaとの一件が思い出されるけど、接近禁止命令も解かれたことだし、この調子でエンターテイナーとして大活躍してくれたら嬉しいなと。

そんな彼の本作だけど、ちょっと前に発表したミックス・テープからTygaとKevin McCallをフィーチャーした『Dueces』がヒットし、全米R&B/HIP HOPシングル・チャートで通算7週1位を記録。おまけにグラミー賞にもノミネートされ話題になりましたよね。その『Dueces』は本作の1曲目に収録されています。

シングルでは、DJ Frank Eプロデュースのシンセとゲームの効果音が使用されたダンサブルなエレクトロ・ハウス『Yeah 3x』、DiploとAfrojackプロデュースでBusta RhymesとLil WayneをフィーチャーしたHIP HOP寄りの『Look At Me Now』、そしてエレクトロ・ハウス界では有名なDJ/プロデューサーBenny Benassiを迎えたトランシーな『Beautiful People』と、どれも攻めた印象を受けるアグレッシブな楽曲ばかりでした。

こういう流れだったからアルバムもエレクトロ系へ傾倒するのかなと思いきや、蓋を開けてみると落ち着いたR&Bナンバーも結構あってビックリ。Harvey Mason, Jr. & Damon ThomasのThe Underdogs作の安定感抜群のミディアム・バラード『Up To You』、本当のタイトルは"No Bullshit"な『No Bs』、Ludacrisのラップがアクセントになった哀愁スロウ『Wet The Bed』と、オーソドックスなR&Bを好むファンへの気配りも忘れていません。

その他のアルバム曲でツボにヒットしたのは、H Moneyプロデュースの怪しくもどっしりとしたビートが鬼カッコいい『Say It With Me』と、こちらもH Moneyが手掛けた前傾姿勢で変化のあるビートが病み付きになる『Oh My Love』の2曲。この2曲は大音量で聴くとさらに良さが増しますね〜。他も、ほんのり美しいミディアム・ダンサー『She Ain't You』、こちらも美しいミディアムで今をときめくJustin Bieberをフィーチャーした『Next To You』、ポップロック寄りのメロディアスなバラード『All Back』、そしてクロスオーバー系ミッド『Should've Kissed You』と、多種多様な楽曲が収録された渾身のアルバムになっています。

俺が購入したのは曲数の多いデラックス・バージョンで、Wiz Khalifaをフィーチャーしたおもしろくもキャッチーな『Bomb』、Polow Da DonプロデュースGame客演のちょい中近東な感じの『Love Them Girls』、Timbalandプロデュース&客演の『Paper, Scissors, Rock』(Big Seanも参加)、聴くほどに沁みるオリエンタル系R&Bミディアム『Beg For It』と、聴き逃し厳禁な4曲が追加収録されてます。今から購入を考えてる人はこの盤がおすすめですよ。ちなみに本作は発売第1週で27万枚を売上げBillboard 200で初登場1位を獲得しています。

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