バーレスクスターを夢見るヒロインとショー・クラブの再生を目指す人々が織りなす人間模様を華麗なステージ・パフォーマンスとともに描くエンタテインメント・ミュージカル・ドラマ「バーレスク」。主演は「月の輝く夜に」のシェールとこれが映画デビューの人気シンガー、クリスティーナ・アギレラ。共演にスタンリー・トゥッチ、エリック・デイン、キャム・ギガンデット、クリスティン・ベルなど。監督は俳優や脚本家として活躍し、これが長編2作目のスティーヴン・アンティン。

B.F.W.Hの方でも「DVD買ったよ」的な記事で軽く触れましたが、これ…すごくよかったです。見る前は「マライアさんちのキャリーちゃんが演じた「グリッター きらめきの向こうに」みたいなスターの階段を昇っていくありきたりのシンデレラ・ストーリー映画でしょ」と斜に構えて見てた部分があったんですよね。たしかにストーリーはありきたりのシンデレラ・ストーリーに違いはないです。でも見てて全然飽きがこないというか、出演陣の歌やダンスがとても素晴らしく、何度も何度も見たくなる作品になってるんですよね〜。

アギレラの演技が上手いか下手かはよくわからないけど、歌に関してはもう言うまでもなく最高で、ステージで初めて歌声を披露するあのシーン。アリが一声発するやいなや関係者が一斉に目が釘付け状態になるあのシーン。何度見ても「やっとみんなアリの才能に気付いたか」と鳥肌が立っちゃうのは俺だけでしょうか。あそこめっちゃ好きなんですよ。

個人的にこの映画が好きな理由は歌やダンス、ストーリー以外にも出演者がツボってのもあるんですよね。アギレラは歌手としてずっと好きだし、アカデミー賞とグラミー賞という映画界と音楽界の頂点の賞を手中に収めたことで知られるシェール、名脇役としていつもいい味出すスタンリー・トゥッチと、この2人が出てるのはすごくポイント高かったです。あと「トワイライト」にも出てたキャム・ギガンデットも輝いてますよねー。男前なうえ小顔でマジ憧れるわ。

ということで映画として見るもよし、ミュージカル目当てで見るもよし、アギレラの歌とダンスを楽しむのもよしな、美味しいとこだらけの作品でした。DVDにはパフォーマンス集も収録されてるけど、サントラとセットで楽しむとさらに良さが倍増しますよ。

バーレスク [DVD]
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