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もう「元Destiny's Childの…」なんて説明は必要ないくらい登りつめた感のある、世界が認めるトップ・スターBeyonceの4thアルバム『4』(2枚組Deluxe Edition)について独り言。2枚組としてリリースした前作『I Am... Sasha Fierce』もこれまでのアルバム同様ヒットし、シングル『Single Ladies (Put A Ring On It)』はPV(ダンス)も話題になりましたよね。

そんな彼女のが満を持して発売した本作。先行シングルはSwitchとTerius "The-Dream" NashプロデュースでMajor Lazer"Pon De Floor"を大胆に使用した『Run The World (Girls)』でした。初めて聴いたとき「これ個人的には好きだけど、チャート上位を狙うのは難しいんじゃ…」と思ったんですよ。CDに付属してる解説を読むとBeyonce本人もリスクを承知の上で選んだと書いてて「さすがBeyonce」と思わずうなっちゃいました。彼女のこういう攻めの姿勢を崩さないとこ大好きです。

で2ndシングルはどれになるのか気になってたんだけど、Babyfaceと共作したさよならソング『Best Thing I Never Had』になるみたいですね。この曲も好きだからカットされるのは嬉しいけど、密かにシングル化を望んでる曲がありまして…。はい、Kanye WestプロデュースAndre 3000客演の『Party』です。『Run The World (Girls)』が一番好きで、その次にすきなのが『Party』なんですよ。いつかカットしてPV作ってくれると嬉しいんだけどな〜。

今回のアルバムを1周聴いて驚いたのは、オープニングからの『1+1』(C. "Tricky" Stewart & Terius "The-Dream" Nash関与)、『I Care』(Jeff Bhaskerプロデュース)、『I Miss You』(Shea Taylor関与)の流れをはじめ、ミディアム〜バラードが半数以上を占めてる点。先行シングルが攻めに攻めたダンスナンバーだったので、最初はほんと意表を突かれたって感じでした。でも『Rather Die Young』、『Start Over』、『I Was Here』などどれも期待を裏切らない出来で、聴けば聴くほど魅力が増してきて好き度がアップしてます。

そんなミディアム〜バラードがひしめく中でアクセントになってるのが、心地よく爽やかにノれる『Love On Top』、『End Of Time』、そしてBoyz II Men"Uhh Ahh"をサンプリングしたレゲエ風味の『Countdown』あたり。Beyonceにしてはあまりクセがないアップばかりで、『Run The World (Girls)』級のぶっ飛び曲があると構えてた俺はここでも少々「あれ?」という感じに(悪い意味ではないですよ)。

そういうアップはデラックス・エディションの2枚目に収録されるのかもと思いそちらもチェックしてみたんだけど、Sean Garrett関与の『Lay Up Under Me』は爽やかグルーヴィな感じで、Los Da Mystroの名前が発見できた『Schoolin' Life』もどこか懐かしい香りのするキラキラ・アップ。『Dance For You』…これはタイトルからしてアゲアゲ曲でしょと思ったけど、C. "Tricky" Stewart & Terius "The-Dream" Nash渾身のメロウ曲でした(笑)

結果へんてこりんな曲は『Run The World (Girls)』のみでしたが、そんなことはどうでもいいんです。上質な曲が多いし、ライブの時のようにソウルフルに声を張り上げた曲も堪能でき満足感を満たしてくれてるので。問題は数ヵ月後にどんな豪華盤が出るのかってことくらい?