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その鬼キュートなルックスと歌声で多くの男性R&Bファンを虜にするChristina Milianのデビュー・アルバム『Christina Milian』について独り言。「そういや最近は新譜の感想ばっかで、昔のアルバムの感想書いてないなぁ…」と思い、自然と手に取ったのがこれ。2001年とか2002年に発売されたってことは約10年も前の作品になるのか。月日が経つのって早いというか、なんか感慨深い気持ちになりますねぇ…。

本作からの1stシングルはBloodshyがプロデュースした『AM to PM』でしたね。たしかこの曲は全米シングル・チャートで1位を獲得したんでしたっけ。攻めのトラックとパワフルなMilianのヴォーカルが特徴のキャッチーなパーティ・チューンで、日本のラジオでも結構流れてたのを覚えてます。続く2ndシングル『When You Look At Me』も1stシングルと同じくBloodshyが手掛けたポップ・チューンで、こちらもすぐサビを口ずさめちゃうくらいキャッチーですよね。このシングル2曲は当時のMilianの「若くて可愛いんだけど実力もある」という魅力を引き出すのにピッタリで、今でもなかなかいい選曲だよな〜と感心してしまいます。

あと懐かしいなと思ったのが、Ja Rule客演の『Get Away』や、Charli Baltimore客演の『Spending Time』などのIrv Gottiプロデュース曲。いまや「あの人は今?」状態だけど、当時は絶妙なサンプリング技で一世を風靡してましたよね〜。本当に懐かしいや。

その他の有名どころが参加した曲はというと、同じDef Soul所属だったMontell Jordanが関与した美しいミディアム・スロウ『It Hurts When...』、Jermaine Dupriがプロデュースのみならず客演でも手を貸したバウンシー&微チキ曲『A Girl Like Me』(Bryan-Michael Coxも関与)、再びMontell Jordanと共作したTimbaland風味の『Twitch』、シングルで活躍したBloodshyによる『You Make Me Laugh』、『Got To Have You』、そして今をときめくStargateがプロデュースしたチキチキ系ミディアム・アップ『Let Go』など、今聴くと軽く時代(古さ)を感じたりはするけど質自体はいいですよね。

他のアルバム曲も、美しいバラード『Until I Get Over You』&『Thank You』、2ステップ・ビートが炸裂する『Satisfaction Guaranteed』など、攻めのアップから美しいバラードまで収録したバラエティに富んだ1枚になっています。

久しぶりにCDラックの奥から引っぱり出して聴いたけど、昔に買ったアルバムをじっくり聴き直すってのもいいもんですね〜。これを機に他の冬眠してるまだ備忘録を書いてないCDたちもじっくり聴き直してみようかなーなんて思うわけだけど、さてどうなることやら…。

クリスティ-ナ・ミリアン
ジャ・ルール
ユニバーサル インターナショナル
2005-04-21

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