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HIP HOP界のドンJay-Zとラッパー/プロデューサーとして活躍中のKanye Westの人気者2人によるコラボレーション・アルバム『Watch The Throne』(Deluxe Version)について独り言。コラボ・アルバムといえばこれまでもBirdman & Lil Wayne『Like Father, Like Son』やOmarion & Bow Wow『Face Off』などいろいろあったけど、今回のコラボが一番?ワクワク・ドキドキ感があったかも。

でも最初の方に公開されたLexus "Lex Luger" Lewisプロデュースの『H•A•M』は個人的にそれほどグッとこなかったんですよね。悪かないけど俺の好きな感じじゃないかな〜と。次に聴いたのはなんだっけ。多分Otis Redding"Try A Little Tenderness"使いの『Otis』だったかな。これはKanye Westらしいソウルフルな感じで結構好感触でしたね。

そんな俺のハートをキャッチ(ルー大柴風)したのがJay-Zの妻で歌姫のBeyonceをフィーチャーした『Lift Off』と、Pete Rockの手腕が光る『The Joy』。前者は「聴いた瞬間本気汁どっぱー」とかそういう最上級レベルの好きではないけど、歌モノが好きでBeyonceも好きというのが加点になって一聴した段階で「これいいやん」と思いました。後者はCurtis Mayfieldがクレジットされることからもわかるとおり鬼ソウルフルで聴いててすごく心地いい!これ一番リピートしてるかもしれないな〜。

あとお気に入りなのは、シンガー・ソングライターFrank Ocean客演のオープニング曲『No Church In The Wild』、Nina Simone"Feeling Good"をサンプリングした『New Day』、お次はIncredible Bongo Band"Apache"使いの『That's My Bitch』、Swizz BeatzとS1プロデュースの『Murder To Excellence』、Frank OceanのJohn Legend系の歌声に魅せられる『Made In America』、そしてMr Hudsonがいい味出してる『Why I Love You』あたりかな。

『Niggas In Paris』、『Gotta Have It』、『Welcome To The Jungle』、『Who Gon Stop Me』など他も悪くないけど、個人的に歌モノやメロディアスな曲、ソウルフルな曲などが好みなもんで。でこのデラックス・バージョンは4曲がプラスされていて、上の方で触れた『H.A.M』や『The Joy』をはじめ、『Illest Motherfucker Alive』、『Primetime』が収録されています。

2台巨頭のコラボ作ということで期待しすぎたのがダメだったのか、正直"このコラボ・アルバムならでは!"ってものはあまり感じられないけど、そういう過度の期待抜きで聴くと普通にいいアルバムになってますよね。KanyeやJay-Zが好きな人は楽しめる1枚になってるのではないでしょうか。