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カナダの男性R&BシンガーShawn Desmanの2ndアルバム『Back For More』について独り言。たしか本作は2005年あたりの作品なんだけど、この間見たジェシカ・アルバ主演映画「ダンス・レボリューション」に本作収録の『Sexy』のPVが出てきて、「そういやShawn Desmanのアルバム持ってたな」と久しぶりに聴いてみることに。ということで何年かぶりにチェックしたわけだけど、このアルバム何気に豪華なんですよね。

まずその『Sexy』は売れっ子Rodney "Darkchild" Jerkinsがプロデュースしたタイトルどおりのセクシーなダンスナンバー。YouTubeで見てもらうとわかるけど、PVにはジェシカ・アルバが出演しセクシーなダンスを披露しています。

この曲だけでも結構ツボなのに、他の曲も上質なものが多くスルー厳禁の出来なんですよ。本作の約半数の楽曲をChristopher "Tricky" Stewartが書いていて、そのうちのいくつかはTerius "The-Dream" NashやKeri Hilsonも関わってるという豪華っぷり。さらにじわじわ沁みてくるミディアム・スロウ『Insomniac』はUsherやOmarionらも手掛けるTha Cornaboyzがプロデュースと、地味に素晴らしいメンツが集結してるんですよ。

でも肝心なのはメンツではなくて内容ですよね。その点もまったく問題はなく、ポコスカ鳴る金物系サウンドがアクセントになった攻撃的なアップ『Back For More』、キャッチーで浮遊感漂う近未来系『Let's Go』、女性コーラスとの掛け合いがいい『Oooh』、「さすがC. "Tricky" Stewart!」とうならずにはいられないメロディアス&スムージーな好曲『Hurt』、C. "Tricky" StewartとKeri Hilsonが共作した上質極まりないミッド『Red Hair』、C. "Tricky" Stewart & Terius "The-Dream" Nashの黄金コンビ作の『She Ain't Coming Back』、『Man In Me』、『That's Love』、Thomas Gustafssonプロデュースのノスタルジックなバラード『Nobody』、微妙にTimbalandっぽい『What If』、そしてエンディングをかざる聴かせるバラード『Butterflies』と、メンツの豪華さと楽曲の出来がちゃんと比例した秀逸な1枚になっています。

購入当時、自分がどういう感想を持ってたか忘れたけど、これいいです。ちょいナヨ声寄りなんだけど力強さも持ち合わせたShawnのヴォーカルもいいし曲もいい。たまにはホコリを被ったCDラックの奥をあさるのもアリですね。