95cd409d

セクシーかつエモーショナルな歌声でR&Bファンを魅了し続ける、男性R&BシンガーJoeの9thアルバム『The Good, The Bad, The Sexy』について独り言。本作は『New Man』や『Signature』などの最近のアルバムと同じくKedar MassenburgのKedar Entertainmentからのリリースということで、環境的にはこれまでと違わないんだけど、本作はJoe自身が楽曲を書きプロデュースするのではなく、外部のプロデューサー/ソングライターが主に手掛けた作品になっています。

JoeはKedar Massenburgと共にエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねてるとはいえ、ここまで外部に任せるのはちょっと意外でビックリしました。そんな本作からの先行シングルは、Ciaraなども手掛けるOsinachi Nwaneriプロデュースの『Losing』でしたね。どちらかというと地味目のミッドではあるけど、繰り返し聴いてるうちにじわじわ沁みてくる感じでなかなかいいのではないかと。ちなみにOsinachi Nwaneriは7曲目収録のスロウ『Slow Kisses』もプロデュースしてるんだけど、ラップっぽい歌い方なんかも堪能できるナンバーになっていて美味でした。

あとおもしろいなと思ったのは、Kelly Rowlandの大ヒット曲『Motivation feat. Lil Wayne』を微妙に髣髴とさせる『Almost There』ですね。似てはないんだけど、なぜかこの曲を聴いてると『Motivation』が脳裏を過ぎっちゃうんですよね(笑)なんでだろう。まあいいっか。これら以外の『Time Of Your Life』、『Circles』、『Pull My Hair』、『Dear Joe』、『Lose Control』、『Tonight』、『Impossible』、『Drink Up』に関しては、安定感のあるミッド〜スロウで安心して身を委ねることが出来る楽曲になっています。

…がしかし、もうちょっと突っ込んで言わせてもらうと、キラー・チューンがないのが気になるというか、聴いてて「おっ!」と思う曲がないんですよね。どれもいい曲ではあるんだけど、心に引っ掛かることなく聴き終えちゃうというか…。「『All The Things (Your Man Won't Do)』級の感動を再び!」とまでは言わないけど、なんかJoeの良さが出し切れてない印象を受けました。

まあ多分こういう風に思ってるのは俺くらいだと思うんで、これから購入を考えてる人はあまり気になさらないように。俺の独り言はスルーしちゃって下さい。