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「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」として息長く活躍しているMary J. Bligeの10thアルバム『My Life II... The Journey Continues (Act 1)』(Deluxe Edition)について独り言。彼女くらいのベテランで一度もインディ落ちしないで活躍してるのってR. Kellyくらい?他にもいるかもしれないけど、そう多くはいないですよね。俺は94年にリリースされた2ndアルバムで彼女にハマったクチなんだけど、その2ndアルバムというのが…そう、『My Life』。それの続編といわれてるのが本作ですね。

先行シングルはEric Hudsonが手掛けた『25/8』でした。公開されてすぐ試聴したんだけど、そのソウルフルな感じがツボで1回目聴いた時点で即惚れ。自然とNEWアルバムへの期待が高まり、興奮した状態で本作を購入したわけだけど…。『25/8』同様1回聴いていいなと思ったのが、Chaka Khanのカヴァーに挑んだ『Ain't Nobody』。これ様になっててカッコいいですよね。原曲もいいけどこれもいいわ。ちなみにプロデュースは売れっ子Rodney Jerkinsが手掛けています。

あとラッパー勢が参加した曲も粒揃いで、Jerry "Wanda" DuplessisプロデュースNas客演でWu-Tang Clan"Triumph"使いの『Feel Inside』、こちらはMaryの別人格(ラッパー)Brook Lynnが登場する美しくもパワフルな感じの『Midnight Drive』、個性派ラッパーBusta Rhymesをフィーチャーした美エレクトロ曲『Next Level』(Danjaプロデュース、Rico Loveソングライト)、若手からDrakeが抜擢されたミッド『Mr. Wrong』(Jim Jonsinプロデュース)、Rick Ross客演のソウルフル・ナンバー『Why』(Eric Hudsonプロデュース)、そして…これですよこれ。Lil WayneとDiddyが参加した『Someone To Love Me (Naked)』。『My Life』といえばDiddyことSean Combs抜きでは語れないわけで。彼とMaryは過去にいろいろありましたが、このクレジットを見たときなんだか感慨深い気持ちになりました。

あと注目はBeyonceとデュエットしたミディアム・スロウ『Love A Woman』ですね。Sean "The Pen" Garrettが手掛けてるんだけど、これも好きだな〜。Beyonceが控え目な気がしないでもないけど全く問題は無し。それとThe Underdogsによる『The Living Proof』と『Miss Me With That』のバラード2曲も安定感抜群の出来で必聴かな。

これら以外もいい曲が多く、Danjaプロデュースの哀愁というか郷愁のようなものが漂う『No Condition』と、C. "Tricky" Stewartプロデュースの壮大なバラード『Empty Prayers』あたりも結構好きだったりします。

『My Life』の続編とか現代版とかって聴き方をするとちょっと引っ掛かる部分があるかもしれないけど、「これはこれ」って感じで聴くと個人的にはアリかなと。本作も結構聴き込んだので、この流れで久しぶりに『My Life』でも聴いてみようかな。当時の懐かしい思い出がいろいろよみがえってきて、ちょっとヤバいことになりそうな予感。