14歳の少女時代から定評のある歌唱力でR&Bファンを魅了し続けているMonicaの7thアルバム『New Life』(Deluxe Edition)について独り言。NEWアルバム…やっと出ましたね〜。何度も延期が続いてたので本当に出るのか心配したけど、こうして無事発売されてホッと一安心ですよ。
本作の全16曲の中で一番最初にシングルになったのは『Anything (To Find You)』で合ってるかな?この曲はMonicaと相性のいいMissy ElliottプロデュースでラッパーRick Rossが客演。あとJazmine Sullivanが関与してる点と、The Notorious B.I.G."Who Shot Ya?"使いというのも見逃せないですね〜。
でもこの曲以上に見逃せないのが…そう、あの曲。Brandyとデュエットした『It All Belongs To Me』。売れっ子Rico Loveが腕をふるったナンバーで、「特大ヒット曲『The Boy Is Mine』の再来!」と言いたいとこだけど…。正直に言います。個人的にはちょっとパンチ不足でした。後半のヴォーカル合戦も聴きごたえあるしいい曲だと思うんですよ?だけどなんか物足りなさを感じてしまう俺は望みすぎなんだろうか^^;でもいいんです。だってこのアルバム…待った甲斐あってかとっても素晴らしい内容だから。
まずとりあげたいのが、Missy ElliottプロデュースJazmine Sullivanソングライティングと『Anything (To Find You)』と似た制作陣による『Until It's Gone』。美しさと力強さを併せ持ったミディアム・バラードで、何度聴いてもシビれるし震える。Spinners"I Don`t Want To Lose You"をサンプリングしてるのもプラスに作用してるし、やっぱMissyはMonicaと相性いいですな〜。
あとイントロからして最高な『Big Mistake』、Polow Da Donプロデュースの美バラード『Without You』、名コンビJermaine Dupri & Bryan-Michael Coxによる『Amazing』、Salaam RemiプロデュースJazmine Sullivanソングライティングの王道ソウル・ナンバー『Cry』、同じくソウルフルな『Time To Move On』あたりもいいですね。もちろんヒットメーカーRico Loveによる『Daddy's Good Girl』、『Man Who Has Everything』、『Take A Chance』(Wale客演)もレゲエっぽい雰囲気の曲なんかもあって美味ですよ。
ちなみに本作はデラックス・エディションということで、通常盤よりも4曲多く収録されています。最初に触れた『Anything (To Find You)』は通常盤には未収録で、デラックス・エディションの方に収録というかたちになってるので、購入を考えてる人は要注意ですよ。『Breathe』、『In 3D』、『Catch Me』の3曲もいいし、個人的にはデラックス・エディションがおすすめかな。