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Sisqo、Nokio、Jazz、Woodyの男性4人からなるR&BグループDru Hillのデビュー・アルバム『Dru Hill』について独り言。本作は1996年ごろリリースされた1枚で、個人的にすごく思い入れのある作品なんですよね。当時Billboard TOP40かなんかで彼らの存在を知って、シングルだった『Tell Me』を聴いて(PVを見て)すぐ虜に…。アルバムも発売されてすぐ購入し、その捨て曲なしの内容に度肝を抜かれたの覚えてるなぁ。

そんな捨て曲なしのなかでもひときわ輝いてるというか好きなのが『Tell Me』、『Do U Believe?』、『Whatever U Want』、『Never Make A Promise』、『In My Bed』、『Love's Train』、『Share My World』、『5 Steps』の8曲。ほんと全曲お気に入りだけど、この8曲は本作を語るうえで絶対に欠かせない。

メンバーの美しくも男らしい歌声&コーラスに酔いしれること必至の『Tell Me』、今聴いても自然に体が反応しちゃうミディアム・アップ『Do U Believe?』、男汁滴る歌声とジャジーなアレンジの一体感が最高すぎる『Whatever U Want』、切ない歌詞とメロディが心に沁みてヤバいシングルにも抜擢されたバラード2曲『Never Make A Promise』&『In My Bed』(どちらもDaryl Simmonsプロデュース)、彼らの兄貴的存在であるKeith Sweatプロデュースによる聴かせるナンバー『Love's Train』、そしてそして…。

残るは『Share My World』と『5 Steps』だけど、この2曲は何回聴いても琴線に触れる絶品曲で、Keith Sweatがプロデュースのみならずコーラスでも参加した前者、そしてシングル曲でもあり純粋に歌声のみで勝負した感じの後者と、個人的にこの2曲は何回聴いても涙が出そうになるし、R&Bバラードのプレイリストを作るときなんかには必ずレギュラー入りするくらい好きなんですよね。

この8曲以外でも、雄臭いハーモニーがお腹いっぱい味わえるミディアム・アップ『Nothing To Prove』、いい意味で気だるい『Satisfied』、哀愁漂うバラード『April Showers』、キラキラまぶしい『So Special』などもいいし、このアルバム…本当に傑作です。

Sisqoを中心とした彼らの荒削りともいえる雄くさい歌声もいいし、要所で飛び出す吼えも、楽曲も、すべて最高。今思えば本当の意味で「R&Bっていいな」と心の底から思わせてくれたのはこのアルバムかもしれない。多分これからもずっと愛聴してくんだろなぁ…。