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説明不要の世界のポップアイコンJanet Jacksonの11枚目となるオリジナル・アルバム『Unbreakable』について。間にベスト・アルバムなどありましたが、前作『Discipline』から約7年ぶり?ついにというかやっと出してくれましたね。彼氏だったJermaine Dupriとの破局やレコード会社の移籍などいろいろあり、音楽活動はどうなるのかなとずっと心配してたけど、「盟友Jam & Lewisとの黄金タッグ復活!」という最高のかたちでカムバックしてくれました。

Jermaine Dupriのことを悪くいうつもりはないけど、彼が関与した前作と前々作は「Janetならでは」というオリジナリティが感じられなかったというか、なんとなく流行の後追い感がしてぶっちゃけあまりリピート率高くありませんでした。「もう一度Jam & Lewisとがっつりやってくれないかなぁ」なんて思ってたら本当に実現しちゃいましたね。今のJanetとJam & Lewisがどんな音楽を作り出すのか、正直ちょっと心配でした。でもいざ聴いてみるとそんなものは吹っ飛びました!

まずは先行シングルだった『No Sleeep』(J. Cole客演)。Janet作品ではおなじみの雨音を取り入れた夜系のメロウなサウンドと彼女の繊細な歌声の相性が抜群で、そのあまりの心地よさに思わず失神しそうでしたよ。アルバム内の曲だと、まず一聴して心奪われたのが『Dammn Baby』ですね。だってブレイク部分で名曲『I Get Lonely』が飛び出すというサプライズ付きですよ?もうねぇ…我慢汁どころか本気汁どっぱーですよ。

あとEDMな今っぽさとキラキラ感がたまらなく癖になる『Shoulda Known Better』、『Take Me Away』、やさしく丁寧に歌い上げるバラード『After You Fall』、フィンガースナップがアクセントになった美しくも躍動的な『Broken Hearts Heal』、派手さはないけど地味にいいダンスナンバー『Night』、世界中の風を感じるような歌詞とサウンドが○な『Well Traveled』あたりも大好きですね。なんだろう、どの曲も時代とか流行とか関係ない魅力があるといったらいいのかな。とにかくずっと聴いていたくなるんですよね。

これは他の曲も同様で、オープニングをかざる『Unbreakable』、Missy Elliottのラップがちょっとダサく感じてしまうのは俺だけ?な『Burnitup!』、Janet作品ではめずらしい地声に近い歌声が堪能できる『The Great Forever』、同じくJanetの迫力ある歌声が味わえるソウルチューン『Gon' B Alright』、美しくもメロディアスなソウルフル・ナンバー『Dream Maker / Euphoria』、そしてボーナストラック扱いの『Promise Of You』&『Love U 4 Life』などなど、お世辞とかそういうの抜きで本当に1枚丸ごと聴きごたえのある素晴らしいカムバック作に仕上がっています。

上手くいえないけど「久しぶりにJam & Lewisとがっつり組んでJanetならではというか、このタッグにしか出すことができない魅力あふれる作品が聴きたい」と俺が望んでいたとおりの内容になってて本当に嬉しい。心の底から「待った甲斐があった」と思えましたね。ほんのり今っぽい音も取り入れてはいるけれど、全体的にみると長く愛聴できる"JanetとJam & Lewisにしか作れない曲"で埋め尽くされてる…。最高以外の何物でもないですね。間違いなく必聴です。