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男らしい渋く厚みのある歌声が特徴の男性R&BシンガーLeon Bealの2ndアルバム『Keep On Pushing』について。2010年の作品と記載されてるから今から6年前ですね。本作の購入動機は前作『Romantic Groove』がよかったというのと、作品の出来以上に彼の雄くさい歌声に惚れたからというのがあります。以前ほどCDを買わなくなった俺ですが、インディ作品はいきなり市場から消えたりすることも珍しくないので、買えるときに買っとかないとあとで涙…なんてこともありますからね。

本作を再生してまず驚いたのが序盤の3曲。『Ready For The Night Life』、『On The Floor』、『Body & Soul』なんですが、これがR&Bとかゴスペルしてないハウス寄りのダンスナンバーなんですよ。といってもここ数年のR&B界ではEDMが当たり前にあったりするので(最近はちょっと落ち着いてきた?)めずらしくない曲調といえばそうなんだけど、インディR&Bシンガーもそういう流れを汲むのかとちょっと残念な思いもあったり…。でも3曲とも楽曲のクオリティは素晴らしく、ながら聞きしてても体が自然に揺れること必至。

4曲目からはR&B/SOULファンも安心な流れになっていて、ロマンティックなトラックとLeonの雄ボーカルの共存感が◎なミディアム・ダンサー『Hey Baby』(Dae Heatがラップで参加)、サックスが夜っぽい雰囲気を醸し出す『This Club』、『Lights, Camera, Action!』、Leonの歌声にただただ酔いしれるばかりの極上スロウ『Good Love』、『Forever Yours』、エレキギターが男の哀愁を漂わせてるというかアクセントになってる『Paradise』、R. Kelly『Step In The Name Of Love』系が好きな人はきっとツボるであろう『Live The Life』、ジャジーな世界に包まれる『Keep On Pushing』などなど、往年のR&B/SOULファンも安心な楽曲も多く収録されています。

個人的にLeonの作品は彼の歌声があるだけで嬉しいとういうかポイントアップしちゃうので、みなさんが気に入るかどうかは正直よくわかりません。が、前作同様インディR&Bが好きな人、バリトン・ヴォイスがツボな人は気に入る可能性高いのではないでしょうか。試聴を考えてる人は最初のダンサブルな3曲だけで判断しないで、R&B/SOUL色が出てくる4曲目以降もチェックして下さいね。