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一世を風靡したオーディション番組「American Idol」の第3シーズン出身の男性シンガーGeorge Huffの2ndアルバム『George Huff』について。2009年の作品となっているので今から7年前ですね。購入しようと思った動機は前作『Miracles』が良かったからというのと、スーツを着用したジャケットに何か惹かれるものがあったから。

前作もR&B/ゴスペルな内容でしたが、今回もそれを踏襲した感じの内容になっています。クレジットを見ると制作にも深く関わっているようですね。何周か聴いて印象的だったのは7曲目『Free』と12曲目『Here With Me』。前者はイントロからしてロッキッシュな雰囲気全開なアップテンポ曲なんですが、歌に関してはちゃんとR&B/SOULしてるというか、ゴスペルっぽいコーラスをフィーチャーしてるので俺みたいに激しいロック系があまり得意じゃないという人も大丈夫だと思います。後者はレゲエ色強めのゆったりとしたナンバー。この曲はエンディングに配されていて最初は「え?この曲で〆るの?」と少々驚いたけど、聴き重ねるうちにこれはこれでアリかなと(笑)

他とは毛色が違うこの2曲もいいんですが、それ以上に?個人的にツボだったのはやっぱR&B/ゴスペルな楽曲ですね。一番の注目は11曲目の『Destiny』でしょうか。SWVのCokoとTasha Collinsをフィーチャーしたダンサブルなアップで、否でも応でも心と身体が反応しちゃう1曲になってると思います。

あと、女性コーラスとしっとりかつパワフルに声を絡ませ合う『He Can』、Anthony Hamiltonあたり好きな人は気に入る可能性大なソウルナンバー『Turn It Around』、ちょいハスキーな男らしい歌声の旨みがたっぷり味わえるゴスペルバラード『I Surrender』、『No One But Jesus』、『Don't Let Go』、90年代後期から2000年あたりの王道R&Bっぽい良さを感じる美ミッド『Grateful』、『I Belong To You (Yours)』あたりも好きですね。オープニングに相応しい躍動感溢れる『Victory』、同じくノリのいい『Mighty Is Your Name』などもいいし、捨て曲は見当たりませんね。

ゴスペルが苦手な人におすすめは出来ないかもしれないけど、Mary MaryのようなR&B/ゴスペルなので多分R&Bファンも構えることなく聴けるのではないかと。出来もバランスも文句ない内容になってるので機会があればぜひチェックしてみて下さい。