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安心して身をゆだねることができる抜群の歌唱力と美しいコーラスが魅力の男性3人組R&Bグループ(昔は4人組)Boyz II Menの、初期4枚のアルバムからのヒット曲を中心に、未発表の新曲も収めた究極のベスト・アルバム『Legacy: The Greatest Hits Collection』について。何年か前に日本語曲のカバー・アルバムを発売したときは「そこまで落ちぶれたか…」とショックを受けたけど、R&Bファンなら現在も解散することなく活動してくれてることに感謝しなければなりませんね。

本作は2001年に発売され、4thアルバム『Nathan Michael Shawn Wanya』までのヒット曲を収録ということで主要な楽曲を余すことなく収録。なので説明不要の楽曲のオンパレードなわけですが、この日本盤にはボーナストラック扱いで『Rose And A Honeycomb』、『Thank You In Advance』、『Thank You』の3曲が収録されています。『Thank You In Advance』は4thアルバムからのシングルだったし、『Thank You』は日本ではトヨタ車のCMでよく流れてたので知ってる人も多いのではないでしょうか。注目は『Rose And A Honeycomb』。この曲は本作唯一の未発表曲で、ラテン風味の哀愁ただようバラードになっています。

でここからは個人的に大好きな曲について。まずはなんといっても『End Of The Road』でしょう。手掛けたのはご存知Babyface。ビルボードHot 100で13週連続1位という記録を打ち立てたことでも有名ですが、そういうの抜きにしても本当に素晴らしい!俺はWanya Morrisの歌声が大好きなんですが、この曲も彼の歌声がめっちゃ活きてますよね。何回聴いても琴線に触れます。

あと、こちらもBabyfaceプロデュースで自身の記録を打ち破り14週連続1位を記録した『I'll Make Love To You』、Jam & Lewisプロデュースで6週連続1位をマークした『On Bended Knee』、わがまま歌姫(失礼)Mariah Careyとデュエットした美しくもメロディアスなメガヒット曲『One Sweet Day』、メンバーの歌声がいちいち胸に沁みる切ないバラード『Doin' Just Fine』、Jam & Lewisの手腕が光る季節感あふれる美曲『4 Seasons Of Loneliness』、映画「Soul Food」のサントラにも収録されていたBabyface作の『A Song For Mama』、そしてShawn Stockman作のちょっと地味だけど◎な『Pass You By』あたりも昔も今も変わらず好きでずっと愛聴してますね。

上記以外だとLL Cool Jとの『Hey Lover』もいいし、これは「一家に一枚」といっても言い過ぎではないと思います。彼らへの入門を考えている人は、まずは本作からいかがでしょうか。