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Teddy Riley率いる人気R&BグループBlackstreetの元メンバーとしても知られる、ベテラン男性R&BシンガーDave Hollisterの2ndアルバム『Chicago '85... The Movie』について。発売は2000年ということで今から17年前になります。もうそんなになるのか…。数日前から雄くさい歌声が聴きたい気分でして、そんなときにCDラックから手に取ったのが本作。

何年も聴いてなかったので新鮮な気持ちで聴くことが出来たわけだけど、このアルバム…Mike City、Tim & Bob、Steve Huff、Vidal Davisと、渋いメンツが参加していていいですね。

まずはシングル曲から。Mike Cityならではの時代とか流行に流されない安定感と安心感が感じれるミッド『One Woman Man』、こちらも安心して身を委ねることが出来る楽曲を作ることに定評があるTim & Bob作の渋いR&Bナンバー『Take Care Of Home』と、どちらも大人の男の哀愁みたいなものが感じられる楽曲になっていて、聴く者を優しく包み込んでくれます。

この2曲がストライクだった人は他の楽曲もツボに入る可能性大。序盤や要所に配されたDaveの吼えにハートも股間も撃ち抜かれるMike Cityプロデュースの『Keep On Lovin'』、Daveの雄くさい歌声とアコギやドラムなどの生楽器の音が絶妙に絡み合うミディアム・スロウ『We've Come Too Far』(Tim & Bobプロデュース)、R. Kelly似の曲を作ることはさておき、AvantやSparkle、Keke Wyatt作品を手掛けヒットを放ったSteve Huffによるシカゴ・ソウル曲『You Can't Say』&『A Woman Will』、Walter Millsap IIIによるドラマティックなナンバー『Don't Take My Girl Away』、演奏は控えめにし歌声で牽引する感じのTim & Bob産バラード『Destiny』など、特に30代や40代以上の大人R&Bファンにおすすめしたいとっても味わい深い1枚になっています。

参加してるメンツから察しがつくと思いますが、ド派手な曲や鬼キャッチーな曲は皆無。その代わりというわけではないけど、地味だけど素晴らしい曲がたっぷり詰まってますよ。不器用な男の包容力みたいなものを欲してる人はぜひご堪能あれ。