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ナイトクラブで歌っているところをアリスタ・レーベルに見い出されてデビューした、カナダはトロント出身の女性シンガーDeborah Coxの2ndアルバム『One Wish』について。発売は1998年になります。

Deborah Coxといえば"ポストWhitney Houston"として売り出された印象が強いけど、もうひとつ印象的なものがありますよね。それは何かというと、本作に収録されている大ヒット曲『Nobody's Supposed To Be Here』です。たしかR&Bチャートで14週にもわたってNo.1を記録したんでしたっけ。14週No.1って当時でいうとMariah CareyやBoyz II Menクラス?とにかくすごいですね。

その『Nobody's Supposed To Be Here』ですが、手掛けたのはShep Crawfordと人気シンガー・ソングライターのMontell Jordan。持ち前の歌唱力を存分に活かした美しいバラードで、19年経った今聴いても全然古臭く感じることはないですね。

シングルつながりでいくと、男性R&BグループNextのR.L.とデュエットした美バラード『We Can't Be Friends』もShep CrawfordとMontell Jordanコンビが手掛けていて、その出来は『Nobody's Supposed To Be Here』級!後半の熱唱も聴き応えがあっていいですよね〜。あとシングルは…『It's Over Now』?この曲はNextやJaheimのヒット曲を生み出したKayGeeプロデュースによる、ゆっくり&品よくチキった感じのナンバー。地味だけど結構クセになりますよ。

その他の気になる曲をピックアップしていくと、BAD BOY作品などでおなじみのStevie Jプロデュースの哀愁系ミディアム・アップ『September』、Daryl SimmonsプロデュースDiane Warren作の想像どおりの壮美バラード『Couldn't We』、ジャジーHIP HOPな味付けのDJ Quikらしい『One Wish』、Rodney Jerkinsがスパニッシュ系のアップを提供した『Just When I Think I'm Over You』、Michael Jackson"Rock With You"使いの美ミッド『Love Is On The Way』、そしてDiane Warren & David Fosterによる安定感抜群の壮大系バラード『One Day You Will』など、彼女の歌声を堪能できるミッド〜バラードがたっぷり収録されています。

本作…発売されてすぐ購入してたんですが、当時は俺がガキだったせいか正直ちょっと退屈に感じたんですよ。でも今聴くと全然アリだなと。こういう聴き方(何年かぶりに聴いて良さを再確認)もいいですね。