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フロリダ出身でPoison Clanの一員として活躍したことでも知られるラッパーJT Moneyが1999年に発売したデビュー・アルバム『Pimpin' On Wax』について。CDラックの整理をしてたら懐かしいアルバムが出てきたので久しぶりに聴いてみました。本作の購入動機は今でも覚えてますよ。「ヒット曲『Who Dat』が収録されているから」です。

その『Who Dat』は女性ラッパーSoleが客演でプロデュースはChris "Tricky" Stewart。Soleのキレのあるラップとキャッチーな合唱系サビがアクセントになったアゲアゲ・バウンス・チューンになっています。この曲も聴いててテンション上がるけど、これで満足してはいけない!11曲目『Rap Ass Nigga』もヤバいですよ。だってSugarhill Gang"8th Wonder"をモロ使いですよ?トラックまんまですよ?今聴いても全然古く感じないんですよ?否が応でもテンション上がっちゃいますよね。

そしてもう1曲。10曲目に収録されている『Something 'Bout Pimpin'』も本作を語る上で避けてとおれない注目曲ではないでしょうか。客演してるToo Shortとともに夏の夜を連想させるようなスムース・ファンクなトラックにラップを乗せてるんですが、Chris "Tricky" Stewartが歌うフックも相まってとっても心地よい1曲に仕上がっています。

注目曲はまだまだありますよ。Dallas Austinプロデュースの『On Da Grind』は、Anthony Hamiltonが歌うフックが哀愁たっぷりでR&B/SOULファンも聴き逃し厳禁のナンバー。あとバウンスしてる『Playa Ass Shit』、Kevin "She'kspere" Briggsプロデュースの夏にピッタリの爽快ナンバー『Ho Problems』、女性ラッパーEvilの男勝りなラップが印象に残る『Too Real』、Trick Daddyと共演した硬質でダークなバウンス・チューン『Dank』、そしてウェッサイ系のレイドバック感が漂う『Kite 2 Da Boys』と、思ってた以上にバラエティに富んだ内容になっていて聴き応えは抜群。

購入当時はあまりいい印象ではなかった本作ですが、十数年ぶりに聴くと地味に粒揃いな内容でビックリですよ。手掛けてるメンツ、参加してるメンツともに豪華ですしね。Kevin "She'kspere" Briggsとかめっちゃ懐かしくないですか?これブレイク前ですよね?こういう出会い&発見…好きです(笑)