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今はラッパーとしてよりも女優としての方が有名なのかな?Queen Latifahの4thアルバム『Order In The Court』について。彼女のアルバムは1998年に発売された本作しか所有してないのだけど、調べてみると7枚も出てるんですね。

本作からのシングルは『Bananas (Who You Gonna Call?)』と『Paper』、あと『It's Alright』も?『Bananas (Who You Gonna Call?)』はラッパーApacheを客演に招きThe Fugeesの代表曲"Fu Gee-La"をネタ使い。結構どっしりとした1曲になってますね。『It's Alright』はサントラ「Nothing To Lose」に収録されていたスムースな歌モノ。サントラに収録されていたバージョンは曲作りにも関与してるFaith Evansが歌ってたと思うんだけど、本作はLil' Moに差し替わってます。2人とも歌声も素晴らしく好きなシンガーなので、どちらが歌ってようと問題はナッシング。

と、上記のシングル群も悪くないけど、このアルバム…他の曲の方が上質なの多数なんですよ。個人的オススメは、Mariah Carey曲でもおなじみのCherrelle"I Didn't Mean To Turn You On"をモロ使いした80'sナンバー『Turn You On』、KayGeeプロデュースNext & Antonique Smith客演で、The Isley Brothers"Make Me Say It Again Girl"をサンプリングした夜系メロウ『Black On Black Love』、同じくこちらも夜っぽさ漂うナンバーでDru Hillの主要メンバーSisqoを迎えた『I Don't Know』、そしてStevie Wonder"That Girl"をNextが歌う『Let Her Live』の4曲。

この段階でおわかりかもしれませんが本作…コアなHIP HOPファン向けというよりも、歌もの好きな人やR&B/SOULファンの人にぜひ聴いてほしいメロディアスな楽曲が豊富に収録されてるんですよ。

「All Eyes On Me」を連呼するフックがキャッチーでいい『Court Is In Session』、The Sugarhill Gang"Passion Play"を敷いた『No/Yes』、Inaya Jafanをフィーチャーした美しい歌曲『What Ya Gonna Do』、Sade"You're Not the Man"使いのバラード『Life』と、最後まで気持ちよく聴ける1枚になってます。

かなり久しぶりに聴いたけどネタ使いもとってもいい塩梅だし上質な歌モノも豊富。アルバムとしてのバランスもすごくいいですね。購入時は2回くらい聴いて埃を被ってたけど、この良さがわからなかったなんて当時の俺はほんと大馬鹿者だ…。