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先日のグラミー賞で前作『Sweetener』が最優秀ポップ・アルバム賞を受賞したAriana Grandeの5thアルバム『Thank U, Next』について。その前作が発売されたのが昨年の8月だから約半年で新作ですか。前作からもまだまだシングル切れそうな感じだったのに、まあこれはシングル『Thank U, Next』の大ヒットの影響が大きいでしょうね。

『Thank U, Next』はこれまで付き合ってきた元彼たちへの感謝の思いを綴った1曲で、チャートではシングルでは自身初となる全米1位を獲得。通算でも7週1位をマークしてるんでしたっけ。このヒットの要因は、結婚間近までいって別れたPete Davidsonの存在や、元彼でラッパーのMac Millerの死などが立て続けにあったことを受けての曲だからというのもありそうですね。あと恨み節ではなく「ありがとう」と歌う歌詞もArianaらしくてよかったのかもしれません。

本作からのシングルはカットされるスパンが非常に短くてですね、『7 Rings』、『Break Up With Your Girlfriend, I'm Bored』の2曲もすでにシングル・カットされミュージックビデオも存在しています。前者はHIP HOP寄りのナンバーで結構ダークな印象が強いんですが、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の有名曲"My Favorite Things"を取り入れてるのではと言われてますね。

後者もダーク寄りの落ち着いたトーンのナンバーで、プロデューサーにはおなみじのMax Martinが名を連ねています。Arianaファンの中には初期のような明るくポップな曲がいいという人も少ないないかもしれないけど、個人的にはダークな曲も好きなんで今回のような雰囲気の作品も好きだったりします。

他の曲も簡単にみていくと、「これはMac Millerについて歌ってる?」な愛溢れる歌詞と、日本語で"想像"と書かれたジャケットが日本人として嬉しかった『Imagine』、全体的に幻想的というか静かな『Needy』、『Ghostin』、本作の中ではポップな部類に入る『NASA』、Arianaのヒット曲『Side To Side』のような南国系ダンスナンバー『Bloodline』、ファルセットの使い方が個人的に◎な『Bad Idea』、Arianaの早口歌唱と伸びやかな歌唱力が味わえる『In My Head』など、全12曲を収録。

前作から半年という短期間で届けられたので「内容大丈夫?突貫工事じゃない?」と少々心配でしたが余計なお世話だったみたいですね。明るくポップな曲は皆無に近いけど、シングル『7 Rings』や『Break Up With Your Girlfriend, I'm Bored』のノリがOKな人はツボに入る可能性大だと思います。