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Rodney JerkinsプロデュースでBrandyとデュエットした大ヒット曲『The Boy Is Mine』などで知られる女性R&BシンガーMonicaの8thアルバム『Code Red』について。そのBrandyとは前作でも『It All Belongs To Me』という曲でデュエットしてましたね。ぶっちゃけ出来はちょっと微妙ではありましたが…。

そんなMonicaが2015年に発表した本作。1stシングルはPolow Da DonプロデュースでLil Wayne客演の『Just Right For Me』でした。Polow Da Don…ここ数年はあまり名前聞かないけどなんで起用したのかなと思ったら、なんとMonicaといとこだったんですね。で肝心の楽曲の出来ですが、Smokey Robinson & The Miracles"Much Better Off"をネタ使いしたソウルフルなナンバーでなかなか悪くない感じ。

そのPolow Da Don。本作で大抜擢されていて、盟友Missy Elliottのラップをフィーチャーしたアップテンポなオープニングナンバー『Code Red』、あのTimbalandと共同プロデュースした王道90%HIP HOP10%なソウル・バラード『Call My Name』、今度はDanjaと共に手掛ける哀愁系『Deep』、Teena Marie"Behind The Groove"を結構がっつりサンプリングしたおもしろナンバー『Suga』、Monicaのボーカル・センスが光る聴かせるミッドスロウ『Saints & Sinners』と、5曲のプロデュースを担当。あまり期待してなかったけど地味にいい仕事してますね。

お次は上でも名前が出てたTimbaland。彼も上記の曲を含め計3曲を提供していて、Timbalandの風味はあるけど結構ソウルフルで「こういう曲も作れるんだ」と驚かされる『Love Just Ain’t Enough』、同じくこちらもTimbalandの怪しくどっしりとしたビートにソウルフルをプラスした好曲『All Men Lie』と、全盛期に比べると個性は弱くなった感はあるけどPolow Da Donに負けじと手腕を発揮しています。

他もAkonとデュエットしたゆったりとしたアコースティック・ナンバー『Hustler's Ambition』など、合計14曲を収録。正直、一聴惚れ級のキラーチューンは見当たらないけど、全体的に見ると良曲ぞろいで悪くはないのかなーと。定評のあるMonicaの歌唱力は問題なく堪能できる1枚だと思うので、よかったらチェックしてみて下さい。