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映画俳優としての活動以外にも歌手としても活動しているマルチなエンターテイナーJamie Foxxの5thアルバム『Hollywood: A Story Of A Dozen Roses』(Deluxe Edition)について。彼が歌手活動してるのはR&Bファンなら周知の事実ですが、普段R&Bを聴かない友達なんかは俳優としての彼しか知らなかったりするんですよね。「実は歌えるんだよ」といっても「ふーん」とそっけない返事しか返ってこないけど。

今のところ本作が最新アルバムになるんですが、発売は2015年でしたね。リードシングルだったのは本作にはデラックス・エディションの追加曲として収録されている『Ain't My Fault』で、プロデュースはシンガー・ソングライターでもあるMario Winansが担当。Marioらしいというか彼が歌ってそうな落ち着いた安定感のあるミッドで、聴くほどに味わいが増す1曲になってます。で2ndシングルはDrakeやRihanna作品も手掛けるBoi-1daプロデュースでChris Brown客演の『You Changed Me』でした。2人の早口歌唱がアクセントになっていて、派手さはないけどじわじわ効いてくる病み付き曲になってますね。

このChris Brownをはじめ、本作はゲストが多く招かれていて、Boi-1daとSkySenseプロデュースのダークで夜っぽいトラックにWaleのラップをフィーチャーした『Like A Drum』、Pharrell Williamsがゲストのみならず楽曲も手掛けたキャッチーでほんのりスペーシーな『Tease』、Kid Ink客演で「本作で一番ヒット・ポテンシャル高いのでは?」な出来のキラキラ・チューン『Baby's In Love』、Fabolous客演のHIP HOPとネオソウルをミックスしたような仕上がりの『On The Dot』と、多くの人気アーティストたちが彩りを添えてます。

他も、Boi-1daならではのダークな夜系だけど病み付き度はパない『Another Dose』、ピアノ弾き語り系の美しいバラード『In Love By Now』、そして売れっ子DJ Mustardプロデュースの"アーアーアーアー♪"が頭から離れなくなる『Pretty Thing』など、合計18曲を収録。

これまでのアルバムの中では比較的地味にリリースされた印象があるので、「もしかして内容よくないのかな」と思うかもしれないけど、流行を押さえつつもJamieらしいあなどれない1枚になってるのではないかと。言わずもがな俳優Jamie Foxxもいいけど歌手Jamie Foxxもいいですね。