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Puff Daddy率いるBAD BOYの看板R&Bグループだった112が、2001年に発表した3rdアルバム『Part III』についてレビュー。彼らとBAD BOYといえば、本作くらいから関係にひびが入りはじめというか、僕の記憶がたしかなら112がレーベルへの不満が募りBAD BOYからの離脱を希望し、4thアルバムはBAD BOYとDef Soulのダブルネームとなり、5thではついにBAD BOYから離れDef Soulからリリースとなったのが地味に衝撃的でした。

「そんないざこざを抱えた状態で制作された作品なんて期待できないんじゃないの?」と思うかもしれませんがご安心を。アップ、バラードともに上質なものがそろってますよ。

まずはシングル曲から。Grandmaster Flash"White Lines"のベースラインを使った恋の終わりソング『It's Over Now』、そして本作を代表する上質なアップ2曲『Peaches And Cream』、『Dance With Me』と、この3曲はヒットしましたよね。なかでも途中のハンドクラップがアガる『Peaches And Cream』とMario Winansの手腕が光る『Dance With Me』のアップ群はお気に入りでよく聴きました。

次はミッド〜バラード。個人的一押しは『Missing You』と『Player』。『Missing You』はいつものSlimではなくMichaelがリードを担当した鬼渋いミディアム・スロウ。彼の哀愁を帯びた雄くさいヴォーカルがとっても魅力的で、再生してすぐ心を持ってかれること必至。『Player』もSlimではなくMichaelとDaron Jonesが主導するバラードで、『Missing You』同様上質で色褪せない王道系R&B/SOULバラードといった仕上がりで、いつ、何回聴いても聴き惚れます。

もうこれらの曲が収録されてるだけで本作は"買い"なんですが、他も、メンバーDaron Jonesプロデュースの『All I Want Is You』、Twistaが高速ラップで暴れる『Don't Hate Me』、人気コンビTim & Bob手がける『Smile』&『Caught Up』、ヴォーカル、メロディともに文句なく最高なミディアム『Do What You Gotta Do』&『I Think』など合計16曲を収録。

僕の中で112といえば1st『112』も満足度高くお気に入りなんですが、「1位を選べ」と言われたら迷うことなく本作を選びますね。気になってる人は『Missing You』と『Player』だけでもチェックしてみて下さい。

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