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日本では2枚目のアルバムになりますが、USではデビュー・アルバムとなるキュートな笑顔の持ち主Christina Milianの『It's About Time』を紹介。まずはジャケットを見てビックリ。1stアルバムのときの黒髪の幼い表情をした少女はどこへ行っちゃったんでしょうか^^;セクシー路線へガラッとイメチェンしたんですねー。もちろんこれはこれでアリ…というか大歓迎です。このアルバムも最近よくある国内盤と輸入盤とでは収録内容が違うんですよね・・・。(その後もいろんなバージョンが出ましたが)おかげで2枚買うハメになりました。

今回は輸入盤の方をレビューしたいと思います。内容の方はR&BをベースにしながらもほどよくPOPでとても聴きやすい作品になっていますよ。まずはシングル。Paul Poliプロデュースで人気ラッパーFabolousをゲストにむかえたエキゾチックなトラックとキャッチーなフックが病み付き必至の大ヒット曲『Dip It Low』、イケメン・ラッパーJoe Buddenが力を貸す疾走感あふれる前傾姿勢のアッパー・チューン『Whatever U Want』の2曲がそうでしたね。どちらも大好きなんだけど、やっぱ存在感でいえば前者に軍配が上がる感じかな。

他も、ギターのカッティングが利いたなんともいえない小気味よさがクセになる『I Need More』、Jennifer Lopez作品などでおなじみのCory Rooneyプロデュースの切なさ100%の個人的一押しメロウ曲『Someday One Day』、Mary Mary作品などで有名なWarryn Cambell提供で国内盤とはバージョン違いの鬼キュートなダンス・ナンバー『L.O.V.E.』(Joe Budden客演)、同じくWarryn Campbellがプロデュースした艶やかでしっとりとしたミッド・ナンバー『Highway』、序盤から一気に盛り上げにかかるハイテンションで駆け抜ける『Peanut Butter & Jelly』、Rodney Jerkinsの手腕が光るピーヒャラした中近東系アッパー・チューン『Get Loose』、Poli PaulがKanye Westっぽいトラックを提供した『I'm Sorry』、感情を込めて切実と歌いかける『Miss You Like Crazy』、楽曲全体に物悲しさが漂う『Oh Daddy』など、Christina Milianの可愛らしい歌声の魅力を存分に引き出した快作に仕上がっています。

その可愛らしいルックスで女優、司会業にも大忙しのChristina Milianですが、本業?の歌の方も一切手抜き無しのバラエティに富んだアルバムになっています。聴きやすいR&B作品を求めてる人には自信をもってオススメできる作品だと思います。

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