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DVDレビュー2作目はアイドルからアーティストへと見事に脱皮したChristina Aguilera初のライブDVD『Stripped Live In The U.K.』について。これはロンドンのウェンブリー・アリーナでのライブを収録したもので、他にもChristina Aguileraのインタビュー映像やバックダンサーなどのメンバーの軽いインタビューなど、ボリュームたっぷりの内容に仕上がっています。

最初はChristinaが目隠しをされ椅子に縛られている映像から始まり、それは彼女が今まで様々な事に縛られていた事を表しているかのよう・・・そしてついにその全てから解放され、ありのままの自分をさらけ出す時がきた・・・って感じで始まり1曲目『Dirrty』に突入。ジャングルジムのようなセットを使い、Christinaとダンサーが攻撃的なパフォーマンスでいきなり攻めにかかり、1曲目からして見る者の心を虜にします。

ダンサー達とセクシーに絡む『Get Mine,Get Yours』を挟み次は『The Voice Within』。自分が学んだ事として「どんなことがあっても自分であり続けることが大切」と語ったあと熱く歌い上げ、観客はただただ魅了されるだけ。ハードにREMIXされた『Ginie In A Bottle』、男性ダンサー達をまるで犬かのように扱う『Can't Hold Us Down』。「私のショウでは女性だけではなく、男性ダンサーも裸になるのよ!!!」と宣言した後はラテン曲を披露。

そして『Come On Over』のアコースティックバージョンなどをしっとりと歌い、ついに来た!Alicia Keys提供の『Impossible』。Christinaはピアノの上で心を込めて歌い上げ、その圧倒的な歌唱力を見せ付けます。そして次の見所は一人『Lady Marmalade』、官能的な演出がおもしろい『Walk Away』と続き、ここからはラストに向けて追い込みにかかる。父親に対して「あなたのおかげで私はこんなにも強くなれたわ!」とはき捨てる『Fighter』では上半身裸の男性ダンサー達をコテンパンに叩きのめし、『What A Girl Want』、最後は観客と大熱唱する『Beatiful』で終了。

今のChristina Aguileraを100%表現した口パクなど一切なしの素晴らしいステージで、大・大・大満足のショウでした。歌の上手いシンガーはステージで映えますね。激推奨DVDです。

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