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Faith Evansなどのステージでバック・ボーカルを務めた経験をもつ女性シンガー、Blu Cantrellの2ndアルバム『Bitter Sweet』について。彼女の経歴といえばここでは言えないようなこともありましたよね。とってもセクシーというか生々しいというか…あーこれ以上は言えない(笑)

どうでもいい話はさておき、デビュー・アルバム『So Blu』でいきなりブレイクした彼女ですがそれは単なる偶然などではなく、美しいルックスのみならず歌の方もかなり歌えるアーティストだから。Blu Cantrellの歌声はFaith Evansのような艶っぽさとMary J.Bligeのようなパワフルさを兼ね備えた歌声とでもいいましょうか・・とにかく魅力的な声をしています。

前作『So Blu』もJam & LewisやBlu Cantrellを見出したTricky Stewartなど豪華な面々がバックアップしていましたが、今作もそれに負けないくらい豪華なゲストが参加しているバラエティに富んだ内容になっています。注目の楽曲は、"ダンスホール・レゲエ界の貴公子"Sean Paulが参加することによりうまくダンスホール的要素を取り入れることに成功した病み付き度の高い『Breatha』、She'kspereが"チキチキ系"ではなくスムージーなミッドを提供した『I Love You』、Shep Crawfordプロデュースの歌えることを猛アピールしたミッド『Sleep In The Middle』、同じく彼女の歌声が十二分に堪能できる切ないバラード『Unhappy』、Lil' KimとFat Joeが力を貸すギターのカッティング音が効果的に使用された『Impatient』、Troy Oliverプロデュースのアコースティックで爽やかなトラックにのせ伸び伸び歌う好ミッド『Risk It All』、Soulshock & Karlin提供の切ない歌唱が胸に突き刺さる『Don't Wanna Say Goodbye』、テンポのいいトラックに乗せ晴れやかに歌う『Happily Ever After』、よどみ一つ感じられない純美なナンバー『Holding On To Love』、R .Kellyあたりを意識したような中近東系チューン『Make Me Wanna Scream』、Mike Cityがプロデュースした美しいミッド『No Place Like Home』と、アップもバラードも歌えることを証明した快作に仕上がっています。

Faith EvansやMary J.Bligeなどの歌唱力のある女性ボーカル作品が大好物な方にはたまらないアルバムではないでしょうか。あと、この盤にはDVDが付属してました。

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